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次の首相候補、石破元防衛大臣が世論調査で1位に

東京の日本記者クラブで行われた自民党総裁選の討論会で話をする石破茂元防衛大臣。2018年9月14日撮影。(AFP)
東京の日本記者クラブで行われた自民党総裁選の討論会で話をする石破茂元防衛大臣。2018年9月14日撮影。(AFP)
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31 Aug 2020 03:08:50 GMT9
31 Aug 2020 03:08:50 GMT9

東京:先週の安倍晋三首相の突然の辞任を受けて、後任候補者争いが始まっており、メディアが実施した世論調査によると、石破茂元防衛大臣が国民の間で最も人気のあることが分かった。

石破氏の支持率は約34%で、2位の菅義偉内閣官房長官の14%と比べて2倍以上であることが、週末に実施された共同通信の調査でわかった。

日本経済新聞とテレビ東京の世論調査では、石破氏の支持率は28%で、次いで河野太郎現防衛大臣が15%となっている。同世論調査では菅氏は11%で4位に入った。

この調査では、世論と自民党内部の政治で分裂があることを浮き彫りにしている。

菅氏は長年にわたり安倍首相の重要な補佐役を務め、自民党の二階俊博幹事長が率いる派閥や他の主要派閥からの支持を得ており、地元メディアは有利な立場にあると報じている。

そのため、2018年の前回の自民党総裁選で安倍氏に挑戦して落選し、党内では人気がないとされている、声高に安倍氏を非難する石破氏にとっては苦しい戦いになるだろう。

もう1人の首相候補者である岸田文雄自民党政調会長は、世論調査でどちらも最下位だった。

安倍首相は金曜日に慢性疾患の悪化で辞任を発表したが、これをきっかけに自民党総裁選が行われることになった。NHKは総裁選が9月13日から15日頃に行われる可能性が高いと述べた。

自民党は衆議院で過半数を占めるため、自民党の総裁は事実上首相になることが確実になっている。

多摩大学のルール形成戦略研究所のブラッド・グロッサーマン副所長は、菅氏は自民党内部の力学からすると安全な賭けだが、選挙の時には理想的ではないかもしれないと語った。総選挙は2021年10月下旬までに実施する必要がある。

「菅氏はカリスマ性も、日本を新しい方向に推し進めるビジョンも持っていないようです。永遠のナンバー2のように見えます。彼は上司が約束したことを実行しているのです」とグロッサーマン氏は述べた。

ロイター通信

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