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原因究明の調査団派遣=モーリシャス沖重油流出―赤羽国交相

同8月6日に約1000トンの重油流出が確認された。油はほとんど回収されたが、マングローブ林やサンゴ礁など生態系への影響が懸念されている。(AFP)
同8月6日に約1000トンの重油流出が確認された。油はほとんど回収されたが、マングローブ林やサンゴ礁など生態系への影響が懸念されている。(AFP)
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24 Sep 2020 07:09:16 GMT9
24 Sep 2020 07:09:16 GMT9

インド洋の島国モーリシャス沖で貨物船が座礁、重油が流出した事故をめぐり、赤羽一嘉国土交通相は18日の記者会見で、原因究明のため運輸安全委員会の調査団を20日から現地に派遣すると明らかにした。

団長は佐藤雄二・元海上保安庁長官で、元長官と船舶事故調査官4人の5人体制。二つに割れた船体の調査や乗組員への聞き取りなどの調査を2週間程度実施する。モーリシャスや船の旗国であるパナマの現地当局と協力しながら調査報告書をまとめる方針。 

事故をめぐっては、長鋪汽船(岡山)が所有し、商船三井(東京)が運航を手配した貨物船「WAKASHIO」が現地時間7月25日、モーリシャス沖で座礁。同8月6日に約1000トンの重油流出が確認された。油はほとんど回収されたが、マングローブ林やサンゴ礁など生態系への影響が懸念されている。

JIJI Press

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