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インド、米国、日本、オーストラリアが大規模な海軍訓練を開始

(左から右へ)インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相、日本の茂木敏充外相、日本の菅義偉首相、オーストラリアのマリズ・ペイン外相、マイク・ポンペオ米国務長官は2020年10月6日、東京の首相官邸で行われたクアッド インド太平洋会合を前に写真撮影に応じた。(AFP通信)
(左から右へ)インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相、日本の茂木敏充外相、日本の菅義偉首相、オーストラリアのマリズ・ペイン外相、マイク・ポンペオ米国務長官は2020年10月6日、東京の首相官邸で行われたクアッド インド太平洋会合を前に写真撮影に応じた。(AFP通信)
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03 Nov 2020 10:11:01 GMT9
03 Nov 2020 10:11:01 GMT9

ニューデリー:インド政府の情報筋によると、インド、米国、日本およびオーストラリアは火曜日、ここ10年以上で最も規模の大きい共同の海軍演習を始めた。これは、地域における中国の巨大な軍事力および経済力とバランスを取るための取り組みの一環として見られている。

インドが米国および日本と毎年実施する「マラバール」共同訓練は今年、オーストラリアを加えてクワッドのすべてのメンバーが参加している。クワッドはインド太平洋の4つの主要な民主主義国による非公式グループ。

中国は、同盟国間の共通戦線を構築するための取り組みを主導してきた米国を「冷戦思考」や「イデオロギー的偏見」と非難してきた。

インド国防省によると、潜水艦を含むインド海軍の艦船5隻が、米海軍のジョン・S・マケインミサイル駆逐艦、オーストラリアのフリゲート艦バララット、日本の駆逐艦と共に訓練に投入された。

また同省は、11月6日まで実施される訓練の第1段階の間、COVID-19に関する制限により4か国の軍関係者が接触することはないとしている。

軍の情報筋によると、インドと米国は今月中に空母を訓練に参加させる。

「訓練は、開かれていて包括的なインド太平洋、そしてルールに則った国際秩序への共通の価値観と注力に基づく友好国の海軍間による高水準の相乗効果と連携を示す」と国防省は声明で述べた。

訓練は、ホスト国のインドが中国との領土問題による軍事的膠着(こうちゃく)状態にある中で始まった。

ヒマラヤ西部では数千人規模の軍隊が近接しており、インドは中国軍が事実上の国境を越えて侵入してきたと主張している。

中国政府は侵入を否定し、インドが紛争地域に道路やその他のインフラを建設して危機を引き起こしていると批判している。

オーストラリアの中国との外交関係もまた、オーストラリア政府がコロナウイルスのパンデミックに関する国際的な調査の要求を主導し、中国政府がオーストラリア産の牛肉と大麦に貿易制裁を課したことで、今年に入ってから悪化した。

また、日本は東シナ海の島々の所有権を巡って中国との紛争に巻き込まれている。

ロイター通信 

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