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河野氏がG1サミットで演説、来年までに更なるデジタル化を推進

月曜日、東京で開かれたG1サミットでの河野太郎行政改革担当相(ANJ Photo)
月曜日、東京で開かれたG1サミットでの河野太郎行政改革担当相(ANJ Photo)
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23 Nov 2020 06:11:10 GMT9
23 Nov 2020 06:11:10 GMT9

カルドン・アズハリ

東京:日本の河野太郎行政改革担当相は、菅首相は「とても短気」で、「数時間で結果を出せ」と言うと語った。

河野氏は月曜日、東京で開催された一般社団法人G1主催のG1経営者会議で、スピーチを行なった。菅首相が朝のセッションで、政府は行政改革の行方を注視していると語ったのを受けた。

河野氏は「菅さんに会うと、いつも私をつついて今年中にできるだけ進めろと言ってきます」と冗談交じりに語った。

ハンコの習慣や押印を必要とする手続きをできる限りなくすため、来年には国会で法改正が行われる予定だと同氏は述べた。ハンコは他国でのサインに相当するもので、日本では個人の印鑑を作ることが感覚的にも伝統的にも定着している。コロナウィルスでソーシャルディスタンシングがしきたりとなり、オンライン書面が増えるとともに、ハンコでサインするのを減らす動きが加速している。

河野氏は「マイナンバー」カードによるデジタル化という改革も推進しており、「これを進めて、来年にはすべてがオンラインで扱えるようにします」と述べた。

同氏は出席した100名ほどの経済団体や企業経営者に向かい、「法が改正されれば、住所変更、姓の、特に女性が結婚する際の変更、住民税の支払いなどができるようになります。行政手続きの大部分をオンラインでできるようにするのが、最終的なゴールです」と語った。

G1の代表理事、堀義人氏は同セッションで、「小切手や領収書を出す際には紙に書いて、記録をファイルしなければなりません。デジタル化のためにはその慣習を変えることが大事です」と述べた。

堀氏によれば、1月には日本の国会で2つの法改正案が審議され、デジタル省の設立と、ハンコ信奉者の撲滅によるハンコ制度の廃止を目指すことになっている。

河野氏は、これも冗談交じりながら、首相から年内にすべての準備を完了するよう指示されていると改めて述べた。

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