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離任を前に駐韓大使、GSOMIAについて韓国政府に対し懸命な対応を求める

長嶺安政氏は、協定を失効させることがないよう韓国政府に要請するとした。(ファイル/フランス通信社)
長嶺安政氏は、協定を失効させることがないよう韓国政府に要請するとした。(ファイル/フランス通信社)
22 Nov 2019 12:11:03 GMT9

ソウル

離任を前にした長嶺安政駐韓大使は木曜日、日韓の軍事情報共有協定について韓国政府に懸命な対応を求めた。

長峰氏はソウルで開かれた記者会見で、金曜日午前0時(GMT午後3時)に失効を迎える軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は、「東アジアの安全保障環境において重要な役割を果たしている」とした。同氏は離任後、新しく駐英国大使に就任する予定だ。

長峰氏は「韓国政府には懸命な対応を求めたい」と付け加え、協定を失効させることがないよう韓国政府に要請した。韓国政府は8月、協定を破棄する決定を下した。

「現在の日韓関係は厳しい局面にある。そうした状況を放置しないためには、外交当局間で意思疎通をはかることが重要だ」と彼は述べた。

また「こういう時だからこそ」日本と韓国の人々の間で、多様な形での交流を促進するべきであることを強調した。

長峰氏は2016年8月に駐韓大使に就任後、同年11月にGSOMIAに著名した。

大使は2017年1月に、韓国・釜山でいわゆる従軍慰安婦を象徴する少女像が設置されたことに対する抗議として、日本に引き上げられた。同年4月、ソウルに再赴任した。

従軍慰安婦とは、第二次世界大戦前後に日本軍によって売春を強制された女性のことを指し、その多くは韓国人だった。

[時事通信社]

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