宮内庁は19日、天皇陛下が24日に国立競技場で行われる東京パラリンピックの開会式に出席されると発表した。陛下は東京五輪・パラ両大会で名誉総裁を務めており、開会宣言する見通し。
同庁によると、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、五輪同様に皇后さまは同席しない。原則無観客開催となるため、皇室の方々の競技観戦は行わない。
陛下は24日の開会式前に、国際パラリンピック委員会(IPC)関係者を皇居・宮殿に招く。
1964年の東京大会や98年の長野大会では天皇が五輪、皇太子がパラリンピックの名誉総裁に就き、皇太子時代の上皇さまや陛下がパラ開閉会式に出席した。今回はいずれも陛下が名誉総裁になったため、開会式は陛下、閉会式は皇嗣の秋篠宮さまで分担する。
時事通信