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9月解散「できる状況ではない」=自民総裁選先送りも否定―菅首相

首相は、再選支持を表明している小泉進次郎環境相と首相官邸で約30分間会談。(AFP)
首相は、再選支持を表明している小泉進次郎環境相と首相官邸で約30分間会談。(AFP)
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01 Sep 2021 01:09:05 GMT9
01 Sep 2021 01:09:05 GMT9

菅義偉首相は1日午前、月内の衆院解散について「最優先は新型コロナウイルス対策だ。今のような厳しい状況では解散できる状況ではない」と述べた。首相は自民党総裁選(17日告示、29日投開票)の先送りと、月内解散を模索していたが、党内が強く反発しており沈静化を図った格好。首相官邸で記者団の質問に答えた。

首相は総裁選に関しては「先送りも考えていない」と明言し、「そういう中で(衆院選などの)日程は決まってくるだろう」と述べた。

首相に近い党幹部は1日、記者団から「総裁選前の解散はないか」と問われ、「そういうことだ」と強調。首相が6日にも実施する意向の党役員人事とそれに伴う内閣改造に関しては「人事はやる」と語った。

首相は、再選支持を表明している小泉進次郎環境相と首相官邸で約30分間会談。加藤勝信官房長官は記者会見で、解散について「首相が述べたことに尽きる」と語った。 

「月内解散―総裁選先送り」案は8月31日に表面化。最大派閥細田派の同日の幹部会では「あり得ない。阻止すべきだ」との認識で一致した。首相に近い別の党幹部も「おかしい。衆院選は相当議席を減らす」と語り、公明党幹部は「この騒ぎは何なのか。無理なことをしてはいけない」と不快感を示した。

総裁選を予定通り今月実施するよう求めていた党大阪府連の幹部は、改めて同様の申し入れをする考えを示した。

時事通信

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