東京:日本がこの10年以上の中で初めて新たな宇宙飛行士を募集しており、応募者が理系学位を保有する必要はなくなった。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在の日本の7人の宇宙飛行士全員が男性であることから、女性の応募を強く奨励すると述べた。
合格者は日本人でなければならず、訓練を受けてミッションに派遣される予定で、派遣先は、月や月周回有人拠点「ゲートウェイ」、国際宇宙ステーションなどの可能性がある。
「今の時代に合った(採用)システムを確立したい」と、JAXAの川崎一義氏は記者会見で、語った。
「これまでは自然科学系の学位を持つ候補者に限定してきたが、我々の多くが、これを要件としないことに同意した」
しかし、筆記試験には、科学、技術、工学、数学に関する大学レベルの問題が含まれ、応募者の英語力も試される。
JAXAは、12月20日から3月4日まで応募を受け付けると発表した。新人宇宙飛行士を採用するのは13年ぶりだ。
今回は、3年以上の実務経験を有する「若干名」の宇宙飛行士の採用を目指している。
年齢要件や性別による割り当てはなく、同機構は身長要件を149.5cm(4.9フィート)に引き下げた。
現在の日本の乗組員の1人は、今月スペースXの宇宙船で国際宇宙ステーションから地球に帰還した星出彰彦氏、52歳だ。
AFP