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オミクロン株、国内3例目=イタリア滞在、空港検疫で―新型コロナ

2021年12月6日月曜日、日本の岸田文雄首相が東京の衆議院で招集された臨時国会で所信表明演説を行う。日本では月曜日、イタリアに滞在歴のある男性が新型コロナウイルスの新しい変異株のオミクロン株に感染していることが確認され、オミクロン株感染の3例目のケースとなった。(AP)
2021年12月6日月曜日、日本の岸田文雄首相が東京の衆議院で招集された臨時国会で所信表明演説を行う。日本では月曜日、イタリアに滞在歴のある男性が新型コロナウイルスの新しい変異株のオミクロン株に感染していることが確認され、オミクロン株感染の3例目のケースとなった。(AP)
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06 Dec 2021 10:12:23 GMT9
06 Dec 2021 10:12:23 GMT9

厚生労働省は6日、イタリアに滞在し、空港検疫で新型コロナウイルス陽性が分かった30代男性から、変異株「オミクロン株」が検出されたと発表した。国内では3例目の確認。男性は入国後に隔離されており、医療機関に入院する。同省は男性の国籍を明らかにしていない。

厚労省によると、男性はイタリアの首都ローマからドイツのフランクフルト空港経由で1日に羽田空港に到着し、検疫で陽性と判明した。その後、国立感染症研究所による全遺伝情報(ゲノム)解析でオミクロン株が検出された。男性は無症状で、7~8月に米モデルナ製ワクチンを2回接種していた。 

厚労省はフランクフルトから同じ飛行機に乗っていた41人を濃厚接触者と見なし、健康管理を行っている。このうち1人から陽性反応が出たが、解析したところオミクロン株ではなかったという。

国内では、アフリカ南部ナミビアから11月28日に入国した30代の同国男性外交官に初めてオミクロン株が検出された。その後、ペルーから入国した20代男性も同株が検出された。ナミビアの男性外交官と同じ日に同国から入国した10歳未満の男児のコロナ陽性も判明しており、感染研で解析を進めている。

時事通信

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