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京都、大阪で新たに市中感染＝２０代と小学生―オミクロン株
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23 Dec 2021 07:12:00 GMT9
23 Dec 2021 07:12:00 GMT9
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京都府と大阪府は２３日、２０代女性１人と小学生１人の新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」感染が確認されたとそれぞれ発表した。いずれも直近の海外渡航歴はなく感染経路は不明で、市中感染したとみられる。
２人とも、２２日に市中感染が確認された大阪府の家族３人との接点はないという。同株の市中感染者は計５人となった。
京都府によると、女性は京田辺市在住で、１９日に３９．５度の発熱などの症状が出て、２０日に医療機関を受診。同日、コロナ陽性が判明し入院した。全遺伝情報（ゲノム）解析の結果、オミクロン株感染が確認された。症状は軽いという。
女性はコロナワクチンを２回接種済みだった。濃厚接触者は７人で、うち２人はＰＣＲ検査で陰性だったが、宿泊施設で療養している。残り５人も検査を行い、同施設に入所する予定。
西脇隆俊知事は記者会見で「市中にオミクロン株が存在することによって起こった感染と推定している」と述べた。
大阪府によると、オミクロン株感染が判明した小学生の家族は陰性だったが、同じクラスの児童３人のコロナ陽性が確認された。府はオミクロン株かどうか解析を進めている。
京都府は２３日から来年１月１５日まで、飲食店では「２時間、同一テーブル４人までを目安」などとするよう府民に協力を要請した。大阪府は既に、同様の要請を同月末まで継続することを決めている。
時事通信
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