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日本が伝統的な名前表記法を復活

日本が公式に昔からの伝統的な名前表記法に変えると、Shinzo Abe首相は「ABE Shinzo」と記載されることになる。(AFP/ファイル)
日本が公式に昔からの伝統的な名前表記法に変えると、Shinzo Abe首相は「ABE Shinzo」と記載されることになる。(AFP/ファイル)
12 Dec 2019 04:12:52 GMT9

アラブニュース、東京

日本は、名前の表記順序を昔からの伝統的表記法に公式に変更することで、2020年は新たな始まりとなる。この変更は、日本のShinzo Abe首相が「ABE Shinzo」と記載されることを意味する。

この動きにより、19世紀の後半以来規範となっていた西欧式の名前の表記法が終わることになる。復興運動と呼ぼうが、単に原点復帰だと呼ぼうが、この変更はかなりの期間検討されてきた。

安倍氏が要請を支援するまでは、実行しようとする試みは何度かあったが途中で挫折してきた。河野太郎氏のような政治の有力者がこの動きを支持し、外国メディアに同じ方式に従うように要請さえした。

再起した日本はもはや西欧の都合に合わせて物事を行うつもりはなく、文化的なアイデンティを主張しようとするものだと見なす評者もいる。

一般市民は従う義務はないものの、この変更は、伝統的に姓が最初に来て名が後に来る主にアジア、特に中国と韓国の現象にも一致するものである。

変更は、今後何ヵ月かの間に日本で予定されている各種イベントを考慮すると難しいものになりそうだ。2020年オリンピック大会に世界からのアスリートを歓迎する準備を行っている日本にとって、ロジスティック上の課題になるかもしれない。
当局がアスリートの名前を伝統的表記に変更することを要請しなければならなかった2012年のソウル大会でも同様に一連の出来事が起こっている。

日本政府の国語審議会は、20年近く前に名前の表記順を変えることを勧告していた。この動きに沿って、日本の氏名を伝統的な順序に再編成するように、日本の文部大臣は中学校の英語の教科書を見直すことさえした。

外国メディアが今回、新標準を採用するかどうかは、まだ分からない。

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