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岸本、渡具知氏が届け出=「辺野古」めぐり対決―名護市長選

岸本、渡具知氏が届け出=「辺野古」めぐり対決―名護市長選 (AFP)
岸本、渡具知氏が届け出=「辺野古」めぐり対決―名護市長選 (AFP)
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16 Jan 2022 05:01:49 GMT9
16 Jan 2022 05:01:49 GMT9

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先である同県名護市の市長選が16日告示され、新人で元市議の岸本洋平氏(49)=立民、共産、れいわ、社民推薦=と、現職で再選を目指す渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=の2人が立候補を届け出た。岸本氏は名護市辺野古移設の阻止を掲げ、渡具知氏は推進の与党から後押しを受ける。投開票は23日。結果は移設問題の行方に影響を及ぼしそうだ。

市長選は任期満了に伴う。沖縄で新型コロナウイルス感染が広がり、震源地とみられている在沖米軍への不信が高まる中で選挙戦が展開される。 

岸本、渡具知両氏は16日午前、それぞれ名護市内の街頭で第一声を上げた。岸本氏は「(辺野古の)新基地は認めない。基地建設を止める決意だ」と強調。渡具知氏は「(実現した)子育て支援の無償化を検証し、もっと女性が働きやすい環境を整える」と訴えた。

辺野古沿岸では埋め立て工事が進む。岸本氏は埋め立て海域で軟弱地盤が見つかったことを踏まえ、「完成可能か疑問な工事に税金を投入してはならない」と主張。国の設計変更申請を不承認とした玉城デニー知事の支援を受ける。

渡具知氏は初当選した2018年の前回市長選以来、一貫して「国と県による司法での争いの推移を見守りたい」と述べるにとどめ、今回も賛否は示さない方針だ。

辺野古移設の是非をめぐり市長選が行われるのは1998年以降7回連続。沖縄にとり22年は、秋の知事選を天王山として首長選が続く「選挙イヤー」。自公陣営と移設反対の「オール沖縄」勢力が相次いで対決する。初戦の名護市長選の結果は知事選にも影響する見通しだ。

時事通信

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