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日本当局がロシア人差別をやめるよう強く要求
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20 Apr 2022 04:04:29 GMT9
20 Apr 2022 04:04:29 GMT9
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アラブニュース・ジャパン
東京：日本の当局は、ロシアのウクライナ侵攻以降、相次ぐ在日ロシア人への差別や誹謗中傷を止めるための措置を取った。
林芳正外相は4月19日、一般の在日ロシア人に対する誹謗中傷をやめるよう日本国民に呼びかけた。林氏は、ウクライナ侵攻はプーチン政権が行なっているものであり、「日本国内に居住するロシア国民からも反対する声が上がっている」と述べた。
今月初め、東京都心のJR東日本・恵比寿駅では、乗客から「不快だ」とのクレームが寄せられたとして、職員がロシア語の案内表示を「調整中」と書かれた貼り紙で覆い隠した。
同社の深谷光浩東京支社長は報道を受け、今回の対応は不適切な対応だったと謝罪、元に戻すよう指示した。
人種差別的な動きに批判的な人々は、ウクライナ人の乗客もロシア語表記の恩恵を受けており、言語に現在起きている戦争の責任はないと指摘した。
このような問題は増えており、入り口にロシア人入店拒否の看板を出したレストランは、看板の撤去を余儀なくされた。東京フィルハーモニー管弦楽団は、パンフレットから大使館のスポンサーシップ表記を削除した。
日本国内における反ロシアの空気を受け、ロシア人音楽家たちの来日は次々と中止されている。
ロシアの著名なピアニスト、ニコライ・ルガンスキー氏の東京都交響楽団での演奏は中止になったと伝えられた。都響は訪日中止の原因について、「現下の諸状況に鑑み」とのみ説明した。
さらに、チャイコフスキー交響楽団、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の来日ツアーがいずれも中止となり、世界的に有名なロシアの指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏の来日も中止が検討されていると日本のメディアが報じた。
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