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日本の即位の礼の衣装と気品

日本の明仁天皇と美智子皇后の正装のこの最近の写真は、1990年11月12日に予定されていた即位の礼に先立ち、宮内庁が11月9日に発表したもの。(AFP)
日本の明仁天皇と美智子皇后の正装のこの最近の写真は、1990年11月12日に予定されていた即位の礼に先立ち、宮内庁が11月9日に発表したもの。(AFP)
18 Oct 2019 01:10:20 GMT9

ラワー・タラス ドバイ

即位の礼で最も特徴的なものの一つに天皇皇后両陛下の衣装がある。そのデザインと色彩が滅多に見られないものだからだ。

徳仁天皇と雅子皇后は、精巧で、彫刻と言ってもよい衣装と被り物を着用し、伝統的で堂々とした姿を疲労する予定だ。

外交官出身の皇后は鮮やかな絹の衣装、十二単の着用が予想されている。幾重にも重ねられ、華やかに装飾されているのが特徴だ。この着物のデザインは、黄金時代である794年から1185年までの日本の平安時代にできたものである。

彼女の髪は、なであげられ、手の込んだポニーテールにまとめられて、金の髪飾りで装飾される。

徳仁は、古代の軍人が身につけた束帯という衣装を着用する。茶色と金色の色調のゆったりした衣装だ。この色は天皇にのみ許されている。 しかし、彼のそびえ立つ漆塗りの帽子、つまり、冠もまた、注目を集めるだろう。

伝統音楽と舞踊も式典の優雅な雰囲気づくりに一役買っている。古代の宮廷音楽である雅楽も演奏される。新しい天皇一家は音楽愛好家で、ピアノやバイオリンなど、楽器の演奏を嗜む。

通常は、舞踊家や音楽家の演目のために舞台が設定され、観客は日本の語りの芸術に浸る。

式典には公開・非公開の部分があり、それぞれに国際儀礼がある。非公開の部分は、東京の壮麗な皇居で行われる予定だ。巨大都市の中心にあり、塵一つない広大な敷地に囲まれた閑静なオアシスである。

しかし、一般大衆は、新天皇皇后両陛下をより熱烈に歓迎するだろう。この特別な祝賀パレードには自衛隊音楽隊の演奏が添えられる。

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