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日本・サウジアラビアのハイレベルの相互訪問の歴史

アブドラ・ビン・アブドルアジズ・アル・サウド皇太子(当時)と明仁天皇(左)、1998年10月23日東京にて(資料写真:AFP通信)
アブドラ・ビン・アブドルアジズ・アル・サウド皇太子(当時)と明仁天皇(左)、1998年10月23日東京にて(資料写真:AFP通信)
12 Oct 2019 01:10:38 GMT9

ノア・ヌグリ、リヤド

1953年9月、日本政府はサウジアラビアと外交関係を樹立することを提案した。

その後2年を経ずして、サウジアラビア政府は1955年6月、エジプトの自国大使館を通じて日本の提案に同意することを正式に回答し、二国間協力の新しい時代が幕開けした。

1958年までにはサウジアラビアが東京に大使館を開設し、2年後には日本も同様にジッダに大使館を開設している。日本の大使館は1984年にリヤドに移転した。

それ以来、両国の関係は皇室及び王室の方々の相互訪問によって強化されてきた。

1981年、当時の日本の皇太子明仁親王と美智子妃(後に日本の天皇・皇后になる)がサウジアラビアを訪れた。その後、1994年には、今年初めに天皇・皇后に即位された皇太子徳仁親王と雅子妃が同国を訪問している。

2013年4月末から5月初めにかけて、安倍晋三首相がサウジアラビアを公式訪問し、サルマン・ビン・アブドルアジズ・アル・サウド王子(現在は君主)と会談した。

1960年、サウジアラビアの元国防大臣兼皇太子、故スルタン・ビン・アブドルアジズ・アル・サウド王子がサウジ王室の一族として初めて日本を訪問した。

ファイサル国王(1971)や当時リヤド州知事を務めていたサルマン王子(1998)、そしてアブドラ・ビン・アブドルアジズ皇太子(1998)も日本を公式訪問した。

2014年2月、サルマン皇太子(当時)は日本政府の公式招待により、日本を訪問し、安倍首相と会談した。この訪問中、両国政府はあらゆる分野でパートナーシップと協力を強化する決意を表明する共同声明を発表した。

2015年1月、アブドラ国王が死去した際は、日本の皇太子が弔問のためサウジアラビアを訪れた。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は2016年、副皇太子として日本を訪れ、安倍首相や明仁天皇と会談した。

サルマン国王は2017年3月、7カ国歴訪の一環として来日し、明仁天皇や安倍首相と会談した。サウジ国王の来日は、1971年にファイサル国王が日本を訪れて以来初めてであった。

ムハンマド皇太子は今年初め、G20サミットに出席するため大阪を訪れている。

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