アラブニュース・ジャパン
東京: 火曜日、林芳正外務大臣は、中国が国際海洋条約(UNCLOS)の規定に基づいた仲裁判断を受け入れないことを非難した。
フィリピンおよび中国間の紛争に関する仲裁は、6年前に発出した。法廷での仲裁判断は最終的なもので法的に拘束するもので、この仲裁判断を受け入れない中国の主張は、特にUNCLOSという国際法に従った紛争の平和的解決の原則に反するものであると、林氏は指摘した。
林外務大臣は、当事国であるフィリピンおよび中国が仲裁判断を順守し、平和裏に相違を解決するのを望んでいると述べた。「フィリピン政府は、一貫して南シナ海における紛争の平和的解決遵守し、にコミットを示している」と述べた。
林氏は、国際的に同意された仲裁判断を尊重する重要性を強調した。「UNCLOSの普遍性や包括性に鑑み、全ての海洋権益に関する主張は同条約の関連規定に基づかなければならない。日本は、南シナ海において、UNCLOSと整合的でない海洋権益の主張をすることに改めて反対し、現場の状況を深刻に懸念したままである。さらに、日本は、力や威圧による一方的な現状変更の試みへの強い反対を改めて表明する」、と林氏は述べた。
日本は、引き続きASEAN諸国を始めとする関係国とも連携しながら、法の支配に基づく海洋秩序の維持・強化を図り、自由で開かれたインド太平洋の実現を目指す。