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東京のイスラム教モスクにおける予防措置とその様子

2023年末まで完成予定の9階建ての新しいモスク
2023年末まで完成予定の9階建ての新しいモスク
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15 Jul 2022 07:07:11 GMT9
15 Jul 2022 07:07:11 GMT9

アラシュード・アブドラ

東京:日本全国におけるコロナ感染者数が減少している中、マーケットやモスクでの予防措置が現状においても行われており、日本国民および外国人へのモスク入場者に対し、コロナ対策が続けられている。

モスクでは礼拝をすることがメインであり、イスラムでは1日5回の礼拝が定められている。毎日礼拝の時間になると、礼拝を呼びかけるアザーンがモスクから流れ、時間になると集団礼拝が365日毎日執り行われる。

礼拝時間以外はコーランを読む人々もいれば、昼寝をしていたりする人もいる。イスラム教徒と待ち合わせをすると、「ではモスクでね」ということもあり、そのままモスクで話し込んだりすることもある。日本のようなイスラム教徒が少数派の場所では、モスクがイスラム教徒同士の交流の場にもなり、モスクでの出会いを介して、仕事や友人関係、結婚などが行われる。モスクは、ムスリムたちのコミュニティの場でもあり、つながりを提供する場でもあるのだ。

都内の御徒町駅周辺のアッサラームモスクの代表理事モハメッド ナズィール氏によると、モスクの訪問者数が増加してることが理由で、2023年末まで9階建ての新しいモスクを準備中であるという。イスラム教の人々がお祈りできるために面積を広くし、またイスラム教以外の人々がイスラム教について知るためのミュージアムに1階を割り当てると言う。

日本に居住するイスラム教徒(ムスリム)の人たちは急激に増加しており、2010年の推計では11万人とされている(うち1万人は日本人ムスリム)。彼らの生活に欠かすことのできないモスク(礼拝堂)は、ムスリムの移住者が増え定住化が進んだ1990年代中頃以降数を増やし、3大都市圏を中心に100近くのモスクがある。

 

 

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