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対日関係「良かった時期に戻せる」=徴用工、早期解決を―新韓国大使

韓国の尹徳敏・新駐日大使(62)が16日、着任した。尹氏は到着した羽田空港で記者団の取材に応じ、日韓関係について「戦略的な利益を共有する最も重要なパートナーだ」と言及。(AFP)
韓国の尹徳敏・新駐日大使(62)が16日、着任した。尹氏は到着した羽田空港で記者団の取材に応じ、日韓関係について「戦略的な利益を共有する最も重要なパートナーだ」と言及。(AFP)
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17 Jul 2022 03:07:32 GMT9
17 Jul 2022 03:07:32 GMT9

韓国の尹徳敏・新駐日大使(62)が16日、着任した。尹氏は到着した羽田空港で記者団の取材に応じ、日韓関係について「戦略的な利益を共有する最も重要なパートナーだ」と言及。「みんなで知恵を合わせれば、良かった時期に必ず戻すことができる」と述べ、関係改善へ意欲を示した。

元徴用工問題に関しては、韓国で今月、解決に向けて、官民から幅広く意見を聞くための協議会が発足した。尹氏は、日本企業の資産の現金化が迫り、被害者も高齢化しているとして「早く解決しなければならない」と強調。協議会は「被害者としっかりと意思疎通を図り、誠意をもって解決策を模索する過程だ」と説明した。 

岸田文雄政権に対しては「どのような問題も一つの国の力だけでは解決できない。協力して問題解決に取り組めば、どれだけ難しい問題も必ず解決できる」と呼び掛けた。

尹氏は、慶応大学で博士号を取得し、日本語も堪能。2013~17年に韓国外務省傘下の国立外交院長を務めた。3月の大統領選では尹錫悦氏の陣営で外交政策立案に携わり、尹政権発足前の4月には「政策協議団」の一員として日本に派遣された。

時事通信

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