沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で1日、中国海警局の「海警」2隻が約11時間にわたり、日本の領海に侵入した。
日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。
尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は9月28日以来で、今年22回目。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は1日午前3時15分ごろ、南小島南南東の領海に侵入。
午後2時10~15分ごろ、同島南東などから領海を出た。
時事通信