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 元2世信者が記者会見 両親が中止を要求 

(FCCJ)
(FCCJ)
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07 Oct 2022 08:10:48 GMT9
07 Oct 2022 08:10:48 GMT9
アラブニュース・ジャパン
東京:金曜日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に反対の声を上げた元2世信者の女性が日本外国特派員協会(FCCJ)で臨時記者会見を行った。これに対して女性の両親は、「(女性が)精神的に不安定だ」として、記者会見を中止するよう教団を通じ、FCCJに要求した。
女性が教団と両親による恐ろしい行動を列挙すると、両親は教団を通じて記者会見を「直ちに」止めることを求めるファクスを送信した。教団はFCCJに対して、法的措置を取ると脅した。
小川さゆりさん(仮名)は、カルト内に閉じ込められた自分や他の人々の苦しみを世界に知らせるため、FCCJで会見したかったのだと述べた。
1時間にわたる証言の中で小川さんは、洗脳され、精神病院に入れられ、教団に献金するために両親にお金を盗まれたと語った。
教団は、7月に信者の息子が安倍晋三元首相を射殺して以来、日本で圧力を受けている。その後、与党自民党内の多くの政治家がカルト教団と密接な関係を持っていることが明らかになったが、小川さんは、教団はこれらの緊密な関係によって守られてきたと述べた。
小川さんは両親が教団の活動に深く関わっていたため、カルト教団の「2世信者」として育てられた。彼女はカルト教団の規則に従わなければ「地獄で永遠に呪われる」と言われた。
また「教団は家族の共同責任を信じている。家族全員が家族のルールを信じなければ、地獄に行くと言っている」として、教団内の子どもたちの扱いは児童虐待に等しいと付け加えた。
小川さんは、両親がカルト教団に家族のお金をすべて献金し、貧困のためにいじめられたことや、「悪霊」を追い払うためとして韓国の霊的修練会に出席させられ、カルト教団関係者からセクハラを受けたことについて語った。
 
さらに、多くの信者が精神的ストレスに苦しんでおり、彼女自身も精神的な不調に陥り、教団からの離脱や親から距離を置くことにつながっていると述べた。小川さんは、日本では約3万1000件のカルト教団に対する抗議があり、政府や地方当局にカルト教団に対する行動を起こしてほしいと語った。
小川さんは「虐待を受けている子どもたちを守るための法律が必要。私たちには、この行き過ぎた行動から子どもたちを守るために、子どもたちを第一に考える組織が必要だ」と訴えた。
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