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日米、離島奪還演習を公開=水機団第2連隊が初参加

沖合の米海軍ドック型揚陸艦からは日米の水陸両用車AAV7が発進した。(AFP)
沖合の米海軍ドック型揚陸艦からは日米の水陸両用車AAV7が発進した。(AFP)
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17 Feb 2020 01:02:11 GMT9
17 Feb 2020 01:02:11 GMT9

【サンディエゴ時事】米海兵隊と自衛隊の離島防衛専門部隊「水陸機動団」は10~12日、西部カリフォルニア州の海兵隊基地キャンプ・ペンドルトンで、実動演習「アイアン・フィスト」を報道陣に公開した。中国が東シナ海などで海洋進出を強める中、日米両国が離島防衛・奪還に向けた連携を強化し、抑止力を高める狙いがある。

荒野に着陸した米海兵隊の輸送機オスプレイから飛び出し、素早く展開する水機団隊員。沖合の米海軍ドック型揚陸艦からは日米の水陸両用車AAV7が発進した。

1月5日から2月27日までの演習には、水機団第2連隊が初めて参加。海兵隊の輸送機オスプレイを使った空中機動や市街地制圧、上陸作戦など、離島防衛・奪還での日米の連携を確認した。

第1海兵遠征軍のオスターマン司令官は記者団に「自衛隊との密接な連携により、米軍はインド太平洋地域における危機に対してより迅速かつ効果的に対処することできる」と演習の意義を強調。水陸機動団長の平田隆則陸将補も日本を取り巻く安保環境の変化が加速していると指摘し、「島しょ防衛の重要性がますます増大している」と述べた。 

2005年に始まったアイアン・フィストは今年で15回目。水機団第1連隊が昨年、戦力化を完了したことを受け、今年は第2連隊から約330人が参加した。

JIJI Press

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