安倍首相、やじを謝罪＝「厳に慎む」―衆院予算委

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安倍首相、やじを謝罪＝「厳に慎む」―衆院予算委

安倍首相、やじを謝罪＝「厳に慎む」―衆院予算委

立憲など主要野党はやじに強く反発し、１３日の予算委は流会となった。自民党の森山裕、立憲の安住淳両国対委員長は１７日の集中審議で首相がおわびすることで合意していた。(AFP)

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17 Feb 2020 02:02:53 GMT9

衆院予算委員会は１７日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。冒頭、首相は１２日の質疑で立憲民主党の辻元清美幹事長代行に「意味のない質問だよ」とやじを飛ばしたことについて「不規則な発言をしたことをおわびする」と謝罪した。「今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、首相として身を処していく」とも述べた。

立憲など主要野党はやじに強く反発し、１３日の予算委は流会となった。自民党の森山裕、立憲の安住淳両国対委員長は１７日の集中審議で首相がおわびすることで合意していた。　

この日も質問に立った辻元氏は、「桜を見る会」の前夜祭をめぐる問題を取り上げた。２０１３、１４、１６各年に会場となったホテルに対し、１３年以降の宴席で、見積書や請求明細書を発行しなかったことや、宛名が空欄の領収書を発行したことがあったかを聞いたところ、いずれも「ない」との回答だったと紹介。首相の説明と食い違うとして見解をただした。

首相は「安倍事務所は（参加者の）取りまとめを行ったが、明細書はもらっていない」「宛名なしの領収書を発行したということで間違いない」と改めて主張しつつ、再度確認する考えも示した。

自民党の丹羽秀樹氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、今夏の東京五輪・パラリンピックに向けた政府の取り組みを聞いた。橋本聖子五輪担当相は「政府と競技団体等が情報を共有し、連携して対応することが非常に重要だ」と述べ、関係団体や自治体担当者による対策チームをつくる考えを示した。

JIJI Press