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サウジアラビア政府が、イタリアおよび日本への旅行を避けるようサウジ国民とサウジの居住者に注意を喚起

新型コロナウイルスの感染の拡大を受け、サウジアラビア政府はイタリアと日本への旅行を避けるよう国民に注意を喚起していると (Shutterstock)
新型コロナウイルスの感染の拡大を受け、サウジアラビア政府はイタリアと日本への旅行を避けるよう国民に注意を喚起していると (Shutterstock)
ドバイ国際空港は海外旅行で世界で最も混雑する空港だが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由にイラン行きの便を制限している。(AFP 資料写真)
ドバイ国際空港は海外旅行で世界で最も混雑する空港だが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由にイラン行きの便を制限している。(AFP 資料写真)
2020年2月24日に撮影された写真には、イランから帰国したクウェート人が隔離され、コロナウイルス COVID-19の検査を受けているクウェートの首都にあるホテルの様子が写っている(AFP)。
2020年2月24日に撮影された写真には、イランから帰国したクウェート人が隔離され、コロナウイルス COVID-19の検査を受けているクウェートの首都にあるホテルの様子が写っている(AFP)。
2020年2月24日に撮影された写真には、イランから帰国したクウェート人が隔離され、コロナウイルス COVID-19の検査を受けているクウェートの首都にあるホテルの様子が写っている(AFP)。
2020年2月24日に撮影された写真には、イランから帰国したクウェート人が隔離され、コロナウイルス COVID-19の検査を受けているクウェートの首都にあるホテルの様子が写っている(AFP)。
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25 Feb 2020 06:02:50 GMT9
25 Feb 2020 06:02:50 GMT9

ドバイ:新型コロナウイルスの感染の拡大を受け、サウジアラビア政府はイタリアと日本への旅行を避けるよう国民に注意を喚起していると、火曜日に国営メディアのアル=アラビーヤTVが報じる。

ドバイ国際空港は海外旅行で世界で最も混雑する空港だが、25日、アラブ首長国連邦が新型コロナウイルスの感染拡大を理由にイラン行きの便を制限していると発表した。ウイルスがイスラム共和国から複数の中東諸国に広がった翌日だった。

感染した乗客がドバイを経由してバーレーンに到着したため、ドバイとシャルジャからの全ての便を48時間停止するとバーレーンが発表した後、空港の件が発表された。

空港はAP通信への声明で、「テヘランを除き、イラン・イスラム共和国を発着する全便が、追って通知があるまで運航停止となった」と述べた。

また、「テヘランからの直行便で到着する乗客は全員、空港で体温検査を受けることになる」と付け加えた。

ドバイは、感染が発生した中国からの到着便の乗客を検査している。長距離運送会社のエミレーツ航空とエティハド航空は、数少ない国際航空会社だ。

UAEはまた、ウイルスの感染拡大に対する予防措置として、「追って通知があるまで」 タイへの渡航を控えるよう市民に呼びかけた。イラクの保健当局は25日、タイ、韓国、日本、イタリア、シンガポールからの旅行者の入国を禁止した。

湾岸諸国が24日にイランで感染拡大阻止の処置を講じたため、バーレーン、クウェート、オマーン、イラクは、各国初となるコロナウイルス感染を報告した。

今回の感染を受け、湾岸協力会議(GCC)加盟国の一部はイランとの交通手段を停止し、当局が感染拡大の規模を隠蔽したとして非難している同国への渡航を控えるよう市民に警告した。

クウェートは25日、陽性と診断された患者は8人に増え、その中にはイランの都市マシュハドから到着した女性乗客2人、53歳のクウェート人男性、61歳のサウジアラビア市民、21歳の無国籍アラブ人が含まれていると発表した。

国営クウェート通信(KUNA)によると、同国はイラク、イタリア、韓国、タイを行き来する便も禁止した。

サウジアラビア保健省は、サウジアラビア国民の治療のためにクウェート保健当局と調整していると述べ、患者は治るまでクウェートにとどまると付け加えた。

クウェートのサウジアラビア大使館は、サウジアラビア市民の状態は安定しており、命に別条はないと述べた。

声明ではまた、クウェート保健省の指示に従い、緊急時には大使館に連絡するよう国民に呼び掛けている。

[caption id="attachment_10229" align="alignnone" width="800"] 2020年2月24日、クウェートのファハヒールで、イランから退避した人々が隔離されているホテルの入口に防護マスクをしたクウェート特殊部隊が現れる。[/caption]

バーレーンによると、イランからドバイを経由して入国した2人がウイルス陽性と診断された。

最初の感染者は「エブラヒム・ハリール・カヌー・メディカル・センター」に移送され、専門の医療チームの監督下で緊急検査・治療・隔離が行われた」とバーレーン通信は伝えた。スクールバスの運転手は日曜日に働いており、子供たちを学校に送り届けたため、学校は後に閉鎖された。

二人目の感染者はバーレーン人女性で、ドバイ経由でバーレーン国際空港到着時に診察を受けた。彼女と一緒に旅行していた夫と義理の妹はウイルス検査で陰性だったが隔離された。

バーレーンは、ドバイ国際空港とシャルジャ国際空港を発着する便も48時間停止したとバーレーン通信は25日の早朝に伝えている。

オマーン保健省によると、最初の二人はイランを訪れたオマーン人女性。オマーンテレビによれば女性の容体は安定していると付け加えた。

民間航空局(PACA)によると、オマーンはイラン発着の便を停止した。

コロナウイルスに感染した国から入国した少なくとも250人が感染の疑いで隔離されたとオマーンの保健大臣、サイーディ博士は述べた。

イラクも24日にウイルスの最初の感染者を報告したが、クウェートに続くサフワンの国境を旅行者に対して封鎖し、クウェートの要求に応じて取引したと地元の市長は24日に述べた。

イランでの感染拡大により、死者が50人に達する可能性があるという議員の主張を退けることをイラン政府は余儀なくされた。

こうした事例により、コロナウイルスの感染拡大を阻止しようとする近隣諸国からの渡航禁止令が出された。

クウェートは先週、イスラム共和国からの全ての船舶の入港を禁止し、同国を行き来する航空便を停止した。

クウェートはまた、イランから来る非市民の入国を禁止し、クウェート人のシーア派の巡礼者数百人を連れ戻すため、チャーター機を運航した。

クウェート国民140万人の約3分の1はシーア派で、定期的にイランに渡り宗教施設を訪れている。クウェートには約5万人のイラン人労働者もいる。

バーレーンの人口の半分以上はシーア派で、彼らも頻繁にイランに渡航する。

UAEは既に13人のコロナウイルス感染者を発表しており、全員が外国人だ。最新の感染者は、容態が不安定な70歳のイラン人男性と64歳の妻だ。

UAEの航空会社は、12月にウイルスが最初に発生した中国行きのほとんどの便を、首都北京への便を除き、停止している。UAEでは約50万人のイラン人が暮らし、働いている。

サウジアラビアはウイルスに感染していないが、中国行きの便を停止している。

カタール航空は24日、イランと韓国から到着した人たちに2週間、自宅で隔離もしくは隔離施設に滞在するよう要請すると述べた。

複数の通信社

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