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レバノンで難民キャンプ初のウィルス感染症例確認後に3,000名のパレスチナ人がロックダウンに
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23 Apr 2020 04:04:22 GMT9
23 Apr 2020 04:04:22 GMT9
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- レバノンは数万人のパレスチナ人難民とその子孫を受け入れている
- レバノンには合計682名のCOVID-19患者がいる
ナジア・フッサリ
ベイルート---- シリア出身のパレスチナ人女性がコロナウィルス検査で陽性が確認されたため、水曜日にレバノンの難民キャンプは封鎖され、ロックダウンの状態にある。
現地ではヤリルキャンプまたはジャリリーキャンプと呼ばれるバールベックのウェイヴェル難民キャンプに住んでいた女性が、治療のため、ベイルートのラフィク・ハリリ病院に運ばれた。
国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）の医療チームと病院スタッフが、同女性患者と最近接触のあった人など、約3,000名のいるキャンプの146名に検査を行った。
レバノンは数万人のパレスチナ人難民とその子孫を受け入れている。そのほとんどが不衛生なキャンプにおり、公的サービスは受けられず、医療の提供も限られている。また、シリアの紛争から逃れてきた100万人以上の難民もいる。
水曜日に確認されたウイルス感染症例はキャンプ内では1例目だが、救援従事者は数ヶ月前から、COVID-19の感染がキャンプまで拡大した場合は大量死につながると警告してきた。
「難民キャンプのような人の密集する場所では常にアウトブレイクの懸念があります . . . しかし、私たちが保健省や関係者とともに講じている措置がアウトブレイクの回避に役立つことを願っています」とフダ・サムラ氏は語った。彼はレバノンのUNWRAの連絡顧問である。
ウェイヴェル難民キャンプ内の人民委員会は難民に対して、家にいること、店を閉めること、近隣、家、車を清潔に保つことを求めている。
レバノン保健省は水曜日に新たに5例のCOVID-19の感染症例を報告し、患者数は合計682名に増加した。ベッカバレーのラヤクの2例も含まれる。基礎疾患を持つ患者1名が死亡し、死者数は22名に増加した。
世界保健機構（WHO）レバノン代表イマン・シャンキティ博士は冷静になることを呼びかけ、ウイルス感染拡大防止措置を継続すべきだと述べた。
米大使館はレバノンのCOVID-19拡大抑止への援助として、UNHCRへの800万ドルの寄付を含み、1,330万ドルの援助を申し出た。
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