
国連(米国): アントニオ・グテーレス国連事務総長は金曜日、イエメンのフーシ派が拘束しているすべての人道支援スタッフを「即時かつ無条件で」解放するよう求め、「反政府グループが国連職員7人を拘束している」と述べた。
イランに支援されたフーシ派は、昨年6月以来13人の国連職員を含め、昨年半ば以来、国連やその他の援助団体の職員数十人を拘束している。
グテーレス事務総長は声明で、「恣意的な拘束が続いていることは容認できない」とし、「国連職員とそのパートナーが標的とされ続けていることは、イエメンで支援を必要としている数百万人の人々を支援する私たちの能力に悪影響を及ぼす」と付け加えた。
「国連は、恣意的に拘束された人々の安全かつ即時の解放を確保するため、あらゆる可能な手段を通じて引き続き取り組む」と事務総長は述べた。
国連によると、10年にわたる戦争に揺れるイエメンは、1,800万人以上が支援と保護を必要としており、人道的大惨事に陥っている。
今回の国連職員の拘束は、ドナルド・トランプ米大統領がフーシ派を米国の外国テロ組織リストに戻すよう命じたことを受けたものだ。
水曜日に署名された大統領令によると、フーシ派を再リスト入りさせることで、イエメンで活動し、米国から資金援助を受けている国連機関やその他のNGOを見直すことになる。
AFP