
アンカラ:トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は火曜日、新たに暫定大統領に就任したシリアのアフメド・アル・シャラア氏を称賛した。同氏は、テロとの戦いに対する「強い決意」を表明した。
「私は、我が兄弟であるアフメド・アル・シャラアがテロとの戦いに示した強い決意に満足していることを表明したい」と、アンカラで会談を行った後の共同記者会見で述べた。
トルコは、12月8日にシリアの強硬派、バッシャール・アル・アサドを追放した武装勢力の主要な支援国であった。
トルコは、シリアで依然として活動中の武装集団と戦うシャラア新政権を支援するため、軍事作戦や軍事支援を繰り返し申し出てきた。
エルドアン氏は、ダーイシュの武装集団だけでなく、トルコ国内の宿敵であるPKK(クルド労働者党)とのつながりから戦略上の脅威とみなしているシリア北東部に拠点を置くクルド人武装集団の根絶に向けた行動を繰り返し呼びかけてきた。
「私は(アル・シャラア氏に)ダーイシュであれ、PKKであれ、あらゆるテロとの戦いにおいて、シリアに必要な支援を提供できると伝えた」と彼は述べた。
また、トルコはシリア北東部でダーイシュの戦闘員を収容している刑務所の運営を支援するとの申し出を繰り返し、現在、その刑務所はクルド人主導のシリア民主軍(SDF)によって運営されている。
「我々はシリア北東部のキャンプの管理という観点において、彼らと共にある」とエルドアン大統領は述べた。
SDFは欧米では過激派の抑止に不可欠な存在と見られているが、トルコはそれをテロ組織と見なし、解散しなければ軍事行動に出ることも辞さないとしている。
「我々の国と地域の安全のためには、同じ目標に向かって力を合わせる以外に選択肢はない」と彼は述べた。
AFP