
ベイルート: レバノンは、イスラエルとヒズボラ間の停戦後、軍隊が展開している同国南部で日曜日、イスラエル軍の攻撃により兵士を含む2人が負傷したと発表した。
軍の声明によると、ビント・ジュベイル地区のベイト・ヤフン検問所で、イスラエル軍が車両を攻撃したため、兵士1人が中程度の負傷を負った。
ベイト・ヤフンは国境から約8キロ(約5マイル)のところにある。
保健省によれば、この空爆で兵士を含む2人が負傷したという。この空爆は「イスラエルの敵無人機」によって行われ、車両を標的にしたという。
イスラエル軍から即座にコメントはない。
イスラエルは、ヒズボラ武装勢力との1年以上にわたる敵対行為(2ヶ月間の全面戦争を含む)を止めようとした11月の停戦にもかかわらず、隣国への空爆を続けている。
レバノンは今週、南部で4回の致命的な攻撃を受けたと報告しており、イスラエルはヒズボラの工作員を標的にしたと述べている。
停戦では、イランに支援されたヒズボラはレバノンのリタニ川以北の戦闘員を撤退させ、南部に残っている軍事インフラを解体することになっていた。
イスラエルはレバノンから全軍を撤退させることになっていたが、「戦略的 」とみなす5つの地域に部隊を駐留させている。
レバノン軍はイスラエル軍の撤退に伴い南部に展開し、ヒズボラのインフラを解体してきた。
停戦は、レバノン軍と国連平和維持軍のみがレバノン南部に駐留し、すべての非国家勢力の武装解除を求めるという国連安保理決議に基づいている。
先月、ジョセフ・アウン大統領は、軍隊は南部の85%以上に配備されており、辺境地域を完全に支配する唯一の障害は 「イスラエルが5つの国境陣地を占領していること 」だと述べた。
また4月には、レバノン軍がトンネル内の地雷を撤去している最中に爆発が起き、別の兵士が死亡した数日後に、南部で爆発が起き、3人の兵士が死亡したと発表した。
AFP