アラブニュース

ドバイ：ドバイでは水曜日から、日中の自由移動と事業活動の再開を許可する、とシェイク・ハムダン・ビン・ムハンマド皇太子は月曜日に述べた。

制限は午後11時から午前6時までの間、依然として有効である、とドバイ報道局は報道発表で述べた。

「私は危機と災害管理の最高委員会のリモート会議で議長を務め、衛生、経済、および社会的側面の総合評価の後、私たちは午前6時から午後11時まで経済活動を再開する決定を承認しました。5月27日水曜日から開始します」と、シェイク・ハムダンはツイートの中で述べた。

彼は次のように付け足した。「私たちは様々な当局に自覚を促す取り組みを強化していただき、組織および個人レベルで、誰もが私たちの社会の衛生と安全性を確保することを目的とした予防措置と指示を守るよう確実にすることを要求しています。」

先月、ドバイでは4月24日に始まったラマダンの期間中、収容人数に制限をかけた上でショッピングモールの営業再開を許可した。ドバイではさらに、店内で飲食ができるレストランやカフェに、30パーセントの収容人数で営業再開、公共公園には制限付きで再開することを許可した。

「私たちは、多くの部門がコロナウイルスの発生による世界的危機が原因で曝されている困難を理解しています。ですが、UAEコミュニティーは常に、あらゆる困難よりも堅調を維持していますし、部門の多くの功績を特徴づける素晴らしい柔軟性のおかげで、この変化に前向きに対処できます」とシェイク・ハムダンは述べた。

ドバイ報道局は、居住者に「社会の安全性を確実にするため、予防指示すべてを考慮する」ように要請した。

この指示には、ソーシャル・ディスタンスを維持し、海外から帰国した人には14日間隔離することが含まれている。国民はさらに、常にマスクを着用し、消毒の継続を守らなければならない。

12歳以下の子供や60歳以上の人、病気を患っている人や危険度の高い状態だと考えられる人は、映画館を含む商業地区やレクリエーションセンター、教育センターへの入場を許可されていない。

規則に違反した人は、違反の程度によって罰金や刑罰が課される、と当局は付け足した。

経済活動の再開を許可された事業には、空港、クリニック、学校や大学、映画館、スポーツ専門学校、ドバイモールでのレジャー活動などがある。