
バグダッド:イラク当局は土曜日、今週初め、ショッピングモールで 61 人が死亡した火災を受けて、6 人の地方当局者を拘束し、他の公務員を停職処分にしたと発表した。
この火災は、水曜日の深夜、東部都市クートの新しくオープンしたショッピングモールで発生し、安全規制がしばしば無視される同国で、またも致命的な災害となった。
内務省は、バグダッドの南東約 160 キロメートル(100 マイル)に位置するクトで、初期調査の結果、「複数の当局者や従業員に明らかな過失があった」と発表した。
また、クトの市民防衛責任者を含む 3 人の地方当局者が拘束され、17 人の従業員が追って通知があるまで停職処分となったと付け加えた。
反腐敗機関である清廉委員会は後日、クトの市役所違反部門の責任者を含む3人の職員が「火災の原因となった違反行為」に関与したとして、治安部隊に拘束されたと発表した。
当局は調査を継続中で、拘束者の数は変更される可能性があるとしている。
イラクでは建設部門の安全基準がしばしば無視されており、何十年にもわたる紛争によってインフラが弱体化しているため、致命的な火災や事故が頻繁に発生している。
気温が 50 ℃(122 華氏)近くまで上昇する灼熱の夏には、火災の発生が急増する。
ショッピングモール火災の原因はすぐには明らかになっていないが、生存者の 1 人は AFP に対し、5 階建ての建物が瞬く間に炎に包まれる前に、2 階でエアコンが爆発したと語った。
AFP の取材に対し、開館数日後にショッピングや食事のためにモールを訪れていた家族、場合によっては家族全員を失ったという人も複数いた。
AFP