
アンマン:ヨルダン副首相兼外務大臣のアイマン・サファディ氏は土曜日、トルコ駐在の米国大使でシリア特使のトーマス・バラック氏、およびシリアの外相であるアサド・アル・シャイバニ氏と会談し、シリアにおける最近の情勢について協議したと、ヨルダン通信社が報じた。
JNA は、会談では、スワイダ県南部における不安定な停戦の安定化に特に焦点が当てられたと付け加えた。
会談では、地域における不安定さと暴力への懸念が高まる中、シリアの統一を保護し、市民を保護し、法の支配を維持するため、停戦合意の履行の重要性も議論された。
サファディ外相は、シリアの安全、安定、主権、領土保全に対するヨルダンの全面的な支持を改めて表明し、シリアの平和は、より広範な地域の安定の礎であり続けると強調した。
また、ワシントンの外交的役割について、「米国は、停戦の実現、シリアの安全と安定、そしてシリア国民の安全の保護において重要な役割を果たしている」と感謝を表明した。
サファディ外相は、シリア関連問題におけるアンマンとワシントンの強固なパートナーシップと協力関係を強調した。
さらに、シリア領土に対するイスラエルの度重なる攻撃を「国際法に明らかに違反し、シリアの主権を侵害し、その安全、安定、統一、および国民の安全を脅かすもの」と非難した。
バラック氏は、地域問題におけるヨルダンのリーダーシップを称賛した。
Amman, July 19, 2025 – Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs Ayman Safadi, Syrian Foreign Minister Asaad Al-Shaibani, and U.S. Special Envoy for Syria Thomas Barrack held a trilateral meeting today to discuss the situation in Syria and efforts to stabilize the… pic.twitter.com/6lqTQUd4RB
— Ambassador Tom Barrack (@USAMBTurkiye) July 19, 2025
「スワイダでの停戦を実行に移すにあたり、アイマン・サファディ外相の協力に感謝する」と、会談後にツイッターに投稿した。
「ヨルダン・ハシェミット王国は、この地域において重要な指導的役割を果たしており、我々は、ヨルダンの同盟国を含む近隣諸国と平和で統一された安定したシリアを支援するため、前向きな措置を講じている」と付け加えた。
この会談は、シリア南部で緊張緩和に向けた外交努力が再加速する中、部族、政治、外部要因が複雑に絡み合う脆弱なアサド政権後の情勢が継続する中で開催された。