• エジプト内務省は、ハスム運動が逃亡中のメンバーの一人を国境を越えて潜入させ、治安・経済施設を標的とする計画を立てていたと発表した。

アラブニュース

カイロ：エジプト内務省は日曜日、武装組織であるムスリム同胞団が治安および経済施設を標的とした計画を立てていたことを明らかにした。

エジプト内務省の報道によると、この攻撃を企てた人物たちは、禁止されているムスリム同胞団と関係のある、いわゆるハスム運動と関連があるとのことだ。

同省は、この過激派組織がエジプトでの活動を再開し、敵対的な作戦を行う計画を立てていたという情報を持っていると述べた。ハスム運動は、逃亡中のメンバーの一人を国境経由で潜入させ、エジプトの治安施設と経済施設を標的とした「敵対的な作戦」を実行する計画を立てていたと付け加えた。

声明によると、エジプトの国家安全保障部門は、この計画の背後にいるハスム運動の指導者を特定した。また、カイロのブーラク地区で実施された治安作戦で、ハスム運動のメンバーの一部が標的とされたことも報告された。

声明は、治安部隊が過激派の隠れ家を襲撃した際、容疑者が部隊と建物周辺の地域に対して無差別に発砲し、部隊が対応に迫られたと述べた。

銃撃戦により、過激派2人と、偶然通りかかった市民1人が死亡した。市民は過激派の無差別射撃により負傷し、その後死亡した。

市民を救助しようとした警察官 1 人も負傷した。

エジプト内務省は、この事件は、ハスム運動のメンバーが隣国の砂漠地帯で訓練を行い、エジプトでテロ攻撃を行うと脅迫する最新のビデオがソーシャルメディアで公開された時期と一致していると明らかにした。

ムスリム同胞団は、英国と米国の両方でテロ組織に指定されている。