ドバイ:UAEはイスラエルに対し、パレスチナ占領地の一部を併合するいかなる動きも「レッドライン」を越え、地域を不安定化させると警告し、近年イスラエルとの関係を正常化しているにもかかわらず、UAEがパレスチナの国有化を支持していることを強調した。
国営通信WAMは、アラブ首長国連邦(UAE)のカリファ・シャヒーン・アル=マラー副大臣が木曜日、第164回アラブ外相理事会の閉幕後、UAEの姿勢を確認したと報じた。
UAE特使のラナ・ヌセイベ氏が週明けに『タイムズ・オブ・イスラエル』のインタビューに答えた後、この非難がマスコミに流れた。
「イスラエルがヨルダン川西岸地区や占領下のパレスチナ地域のどこかを併合することは、レッドラインを意味する」
彼は、UAEはパレスチナの権利を守り、包括的な和平への唯一の実行可能な道として、2国家解決策を追求することにコミットしていると述べた。
アラブ首長国連邦が議長を務めたカイロ会議では、ガザでの戦争を停止し、イスラエルによる強制移住政策を拒否し、併合によってパレスチナの大義を抹殺しようとするいかなる試みも阻止することが緊急に必要であるという点で、アラブ諸国の間でコンセンサスが得られたと付け加えた。
「アラブ首長国連邦(UAE)は、ガザ地区への人道支援を続けており、アラブ諸国との姉妹関係の枠組みの中で、戦争を確実に止め、ガザ地区の安定を回復し、必要な政治的・人道的な取り決めを行う解決策を見出すために進んでいる」
UAEは2020年、米国が仲介したアブラハム合意に基づきイスラエルとの関係を正常化し、湾岸諸国として初めてユダヤ国家と正式に外交関係を樹立した。この動きは貿易、投資、技術協力の道を開いた。WAMによると、UAEとイスラエル間の非石油二国間貿易額は2022年に25億ドル以上に達した。
しかし、イスラエルによるガザでの軍事作戦やパレスチナ人との和平プロセスの停滞により、関係は複雑化している。
首長国の政府関係者は、イスラエルとの経済的・外交的関与の深化と、パレスチナ人の権利に対する強固な美辞麗句による支援のバランスを繰り返しとってきた。
近年、UAEは地域の調停者としての立場も利用し、米国、欧州諸国、アラブ諸国と連携して、ガザの緩和と2国家間解決への国際的なコミットメントの再開を迫っている。