• ドイツの人権活動家で船団メンバーのヤセミン・アカル氏は、インスタグラムに投稿したビデオで、5隻の船が攻撃されたと述べた。

アテネ：援助と親パレスチナ活動家を乗せたガザ行きの船団の主催者は、火曜日遅く、爆発音を聞き、現在ギリシャ沖にいる彼らの船のいくつかを標的にした複数のドローンを見たと語った。

「複数の無人機、正体不明の物体が投下され、通信が妨害され、多くの船から爆発音が聞こえた」とグローバル・スムード・フローティラは声明で述べた。

「我々は今、このような心理作戦を目の当たりにしているが、脅かされることはない」と声明は述べている。

ドイツの人権活動家で船団メンバーのヤセミン・アカル氏は、インスタグラムに投稿したビデオで、5隻の船が攻撃されたと述べた。

「私たちが運んでいるのは人道援助だけです。武器は持っていません。私たちは誰にも脅威を与えません。何千人もの人々を殺し、全人口を飢えさせているのはイスラエルなのです」

アカル氏は以前のビデオで、活動家たちは「15機から16機のドローンを目撃した」と述べ、大音量の音楽が聞こえるため無線が妨害されたと付け加えた。

船団の公式インスタグラム・ページが投稿したビデオには、「01:43 GMT +3」にスペクター号から録画したという爆発が映っていた。

同じページに投稿された別の動画では、ブラジルの活動家チアゴ・アビラ氏が、背景で別の爆発音が聞こえる直前に、4隻のボートが「ドローン投擲装置の標的にされた」と述べている。

グローバル・スムード船団は今月初め、イスラエルのガザ封鎖を打ち破り、援助を届ける目的でバルセロナから出航した。

現在、51隻の船がギリシャのクレタ島沖に停泊している。

ガザに向けて航海を再開する前に停泊していたチュニジアでは、すでに2度のドローン攻撃の疑いがあり、標的になっていた。

知名度の高い参加者には、環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏がいる。

イスラエルは月曜日、ボートがガザに到着することを許可しないと発表した。

イスラエルは、6月と7月に活動家たちが海路でガザに到達しようとした2回の試みを阻止した。

イスラエルは、パレスチナ自治区に悲惨な人道危機を引き起こしたガザでの戦争について、大きな国際的圧力を受けている。

先月、国連が支援する機関が、ガザの一部で飢饉が発生したと公式に宣言した。

そして9月16日、国連調査団は、ハマスが10月7日にイスラエルを攻撃して戦争が勃発してから約2年が経過した今、イスラエルが包囲された領域で「ジェノサイド（大量虐殺）」を行っていると非難した。

AFP