バグダッド:米軍は昨年イラク政府との間で交わされた合意に基づき、イラクにおける任務の縮小を開始した。
ワシントンとバグダッドは昨年、連合軍政権下で、ダーイシュと戦うアメリカ主導の連合軍のイラクにおける軍事任務を今年9月までに終了させることに合意した。
国防総省のショーン・パーネル報道官は火曜日遅くに発表した声明の中で、「アメリカはイラクにおける軍事任務を縮小する」と述べた。
部隊の動きについて匿名を条件に記者団に語ったある国防高官は、イラクにおけるダーイシュ・グループとの戦いの重荷を、米軍と連合軍から、約10年間米軍の訓練を受けてきたイラク軍に移し始めたと述べた。
イラクでの撤退開始は、トランプ政権がシリアから約600人の部隊を撤退させることを決定してからわずか数カ月後のことである。過激派組織はいまだに両国において致命的な攻撃を行なっており、シリアにおける混乱や中東におけるより広範な混乱を受けて、ダーイシュに対する懸念が残っている。
米軍はイラク北部のクルド自治区にあるイルビルの基地に集約され、大部分が移転される。これは、現在イラクにいる2,500人強の軍人の削減となる。
この数字は、イラクにおける歴史的な兵力レベルのほんの一部である:10年前には約2万人の兵士がイラクに派遣されていた。
イラクの治安当局の高官は、公にコメントする権限がないため匿名を条件に語ったが、部隊が駐留している他の2つの地域からは、数週間前から米軍の撤退が始まっているという。バグダッドとイラク西部のアイン・アル・アサド空軍基地である。同氏は、合同司令部には「ごく少数の顧問」が残っていると述べた。
パーネル氏の声明によると、ワシントンはバグダッドや連合軍パートナーと緊密な連携を保ち、「責任ある移行」を確保するという。
イラクのムハンマド・シア・アル・スダニ首相は7月、AP通信のインタビューに対し、アメリカとイラクは年内に会談し、「二国間の安全保障関係を調整する」と語った。
記者団の取材に応じた国防省高官は、イラク軍は現在、国内に依然として存在するISの脅威に対処する能力があると述べた。
AP