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シリア「レバノン上空を飛行するイスラエルのジェット機がハマー県の軍事基地急襲」と発表

2016年12月29日、イスラエル・ベエルシェバ市近郊のハツェリム空軍基地上空を飛行するイスラエル空軍のF-15戦闘機。(AP通信 写真提供)
2016年12月29日、イスラエル・ベエルシェバ市近郊のハツェリム空軍基地上空を飛行するイスラエル空軍のF-15戦闘機。(AP通信 写真提供)
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05 Jun 2020 03:06:50 GMT9
05 Jun 2020 03:06:50 GMT9

アンマン:シリアの国営メディアは4日、レバノン上空を飛行するイスラエルのジェット機が、ハマー県北西部で軍事目標を攻撃し、物的損害のみが発生したと発表した。イスラエルはここ数ヶ月の間に襲撃をエスカレートさせている。

当初、国営メディアはシリア軍の空軍施設が正体不明の敵によるハマー県北西部へのミサイル攻撃を阻止したと発表したが、4日、国営メディアが報じた。

国営テレビのニュース速報で、マスヤーフ市郊外がミサイル攻撃を受けたと報じた。

イスラエルはこの2ヶ月、シリア国内のイラン人と疑われるターゲットへの攻撃を強化している。

イスラエル軍の報道官はこのミサイル攻撃について問われると、コメントを拒否した。

欧米の諜報機関によると、世界がコロナウイルスのパンデミックで混乱している間に、イスラエルはシリアでの襲撃をエスカレートさせているという。

イランが支援する民兵組織は長い間マスヤーフ近郊に基地を構えており、政府支配下のシリア全土で存在感を増している。

イスラエルは2011年の市民戦争が始まって以来、イランの存在を戦略的な脅威と見なし、シリア国内で多くの襲撃を行ってきたことを認めている。

ロイター通信

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