ドバイ:イスラエルの防衛関連企業は、「技術的な見直し」の結果、次回のドバイ・エアショーへの出展を禁じられた。
このショーを主催するインフォーマ・マーケッツのマネージング・ディレクター、ティム・ホーズ氏によれば、参加予定だったイスラエルの防衛関連企業6社すべての登録が取り消されたという。
「以前は参加予定だった(イスラエルの)出展者は参加しません」と、展示会の詳細を発表する記者会見の傍らでホーズは語った。
「ショーに参加するすべての企業に対して行っている技術的な審査がありました」と彼は言い、この決定は航空ショーの技術委員会によって下されたと付け加えた。ホーズ氏は決定の理由について詳しくは語らなかった。2年に一度開催されるこの世界最大級の航空ショーは、次回11月に開催される。
イスラエルの初参加となった2023年は、ガザ戦争の開始によって影が薄くなってしまった。イスラエルの防衛展示は、ショーの開始時には空っぽで、人もいなかった。
アラブ首長国連邦は、イスラエルと関係のある数少ないアラブ諸国のひとつだ。
アラブ首長国連邦は2020年、アブラハム合意に基づきイスラエルと正常な外交関係を樹立した。
それ以来、ガザ戦争はイスラエルのアラブ近隣諸国に対する立場を劇的に悪化させた。
火曜日は、戦争の引き金となったハマスによる2023年10月7日の攻撃から2年目にあたる。
AFP