ダマスカス:国連難民機関は日曜日に、ダーイシュ・グループの過激派と疑われる人々の家族を収容しているキャンプの住民の多くが退去し、シリア政府は残っている人々の移転を計画していると発表した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の在シリア代表ゴンサロ・バルガス・リョサ氏は声明で、「アル・ホル・キャンプの住民数はここ数週間で大幅に減少している」と述べた。
「シリア当局は、残っている家族をアレッポ県にあるアクタリン・キャンプに移転させる計画をUNHCRに伝え、UNHCRに対し、新しいキャンプでの住民を支援するための支援を要請しており、私たちはこれを提供する用意がある」と述べた。
また、UNHCRは「アル・ホルを離れたシリア人の帰還と社会復帰を引き続き支援していく」と付け加えた。
声明は、どのように住民がキャンプを去ったのか、また何人が残っているのかについては述べていない。多くの家族は、先月政府軍がクルド人主導のシリア民主軍からキャンプを奪還した混乱時か、その後に脱出したと見られている。
シリア政府からの即時声明はなく、政府報道官はコメントを求めたが応じなかった。
2019年にシリアでISが敗北した後のピーク時には、約7万3000人がアル・ホルで暮らしていた。その後、自国民を送還した国もあり、その数は減少している。キャンプの住民の多くは子どもと女性で、ISメンバーの妻や未亡人も多い。
キャンプの住民は厳密には囚人ではなく、ほとんどが犯罪で告発されていないが、厳重に警備されたこの施設に事実上拘留されている。
シリアの中央政府軍は1月21日、イラクとの国境近くのキャンプを10年間運営してきた自衛隊に対する数週間にわたる攻撃で、アル・ホル・キャンプを占領した。その後、停戦協定によって戦闘は終結した。
これとは別に、シリア北東部の拘置所に収容されていた数千人のIS武装勢力が、アメリカとの合意に基づき、裁判を受けるためにイラクに移送された。
米軍は金曜日に、シリアの拘置施設からイラクの拘置所への成人男性IS容疑者5700人以上の移送を完了したと発表した。
イラクの国立国際司法協力センターによれば、61カ国からのIS関係者で、そのほとんどがシリア人とイラク人である合計5704人の容疑者が、シリアの刑務所から移送されたという。彼らは現在イラクで尋問を受けている。
AP