ドバイ:シリア国営メディア「エクバリヤ」が軍事筋の話として報じたところによると、火曜日未明、シリア北西部にあるアブ・アル・ドゥフル軍事飛行場の滑走路と貯蔵施設に対し、イスラエル軍による8回の空爆が行われ、物的損害は生じたものの、死傷者は出なかった。
ある治安筋がAFP通信に語ったところによると、身元不明の航空機が、シリア国防軍部隊が駐留している使用停止中の施設を攻撃したという。イスラエルは犯行声明を出しておらず、同国軍はコメントを控えた。
シリア外務省は、同飛行場への攻撃を「不当な」イスラエルの攻撃だと非難した。同省は、国際社会および国連安全保障理事会に対し、イスラエルによる繰り返される違反行為を非難するよう求めた。
米国シリア担当特使のトム・バラック氏は、この空爆を「不必要な事態の悪化」だと述べた。
『ザ・ニュー・アラブ』が引用した情報筋によると、この空爆は、滑走路の修復に向けた予備作業の一環として、トルコ軍代表団が同飛行場を訪問した直後に発生した。同プロジェクトは依然として初期段階にある。
このタイミングは、2024年後半にバシャール・アサド前大統領が追放された後、シリアの軍事能力再建においてアンカラの役割が拡大していることをめぐり、イスラエルとトルコ間の緊張をさらに高めている。
AFPの安全保障筋によると、トルコ国境から約70キロメートル(43.5マイル)離れたイドリブ県にあるアブ・アル・ドゥフール施設は、2012年以来使用不能となっている。同施設はシリア内戦中に甚大な被害を受け、現在はシリア国防省軍の保護下にある。
アサド氏の失脚以来、シリアの新政権は同国の軍隊の再建を図ってきた。シリアは8月初旬、ロシア製MiG-21戦闘機を用いて北部で航空演習を実施したが、これはアサド氏が失脚して以来初めての演習であった。
イスラエルの公共放送局「カン」は8月11日、イスラエルの治安当局が、パイロットの募集、飛行訓練の実施、戦闘機を用いた初の演習の実施など、シリアによる空軍の再建に向けた動きを検知したと報じた。
トルコのハカン・フィダン外相は8月6日、イスラエルが繰り返される攻撃を通じてシリアの安全保障を脅かし続けていると述べ、シリアの領土保全を尊重するようイスラエルに圧力をかけるよう求めた。
イスラエルのイスラエル・カッツ国防大臣は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に対し、イスラエルを脅かす可能性のある形でシリアの軍事力を強化する措置は容認しないと警告した。
イスラエルはまた、アサド政権崩壊以来、シリアにおける軍事的存在を拡大しており、その一環として、ゴラン高原でイスラエル軍とシリア軍を隔てる国連監視下の緩衝地帯への部隊展開も行っている。 ダマスカス当局は、こうした侵入を主権侵害として繰り返し非難している。
こうした緊張関係にもかかわらず、イスラエルとシリアの新政権は数回にわたり直接会談を行い、情報共有メカニズムの構築で合意した。
– 各通信社