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ヒズボラの元リーダー、レバノン破壊の責任を現指導部に問う

Subhi Al-Tufayli氏は、中東全域の問題はヒズボラに責任があると述べた。(FILE/AFP)
Subhi Al-Tufayli氏は、中東全域の問題はヒズボラに責任があると述べた。(FILE/AFP)
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11 Aug 2020 09:08:04 GMT9
11 Aug 2020 09:08:04 GMT9

アラブニュース

ドバイ:ヒズボラの元リーダーであるSubhi Al-Tufayli氏は、レバノンの破壊は、ヒズボラの現指導部に責任があるとした。

Tufayli氏は、イランの支援を受けたレバノンの組織、ヒズボラを率いるハサン・ナスルッラーフは、彼の支持者であるイランの最高指導者アリー・ハーメネイーとともに裁かれなければならないと述べた。

1983年から1984年までヒズボラの初代書記長を務めたTufayli氏は、レバノン政府、ハッサン・ディアブ首相の上にはヒズボラの指導部がおり、ヒズボラの指導部が問題の根源にあると述べ、責任を問われなければならないのは同指導部であるとした。

レバノンの組織、ヒズボラは、米国、英国、EU、サウジアラビアを含む湾岸諸国からテロリスト集団としてリストアップされているイランの代理シーア派民兵組織である。1982年にイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)によってレバノンに設立され、現在もイランの資金と支援に依存している。

元ヒズボラのリーダーTufayli氏は、レバノンをはじめとする地域の国々を破壊したのは、ヒズボラがイランから供給を受けた武器によるものだと述べた。

「これらの武器はシリアを破壊した。これらの武器はイラクを破壊した。これらの武器はイエメンを破壊した。これらの武器はレバノンを破壊した。そして、これらの武器はベイルートを爆発させたのだ」

Tufayli氏のコメントは、大規模な爆発がベイルートを襲ってから1週間も経たない月曜日にレバノンで内閣が総辞職したことを受けてのものである。

ベイルート港の倉庫にあった2,700トン以上の硝酸アンモニウムによって引き起こされたと考えられている爆発により、少なくとも160人が死亡し、数千人が負傷し、首都の数十万人が避難した。

昨年12月に政権を握ったディアブ氏は、同国の悲惨な財政・経済状況の解決に進展がないことにより、すでに行き詰まっていた。

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