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イエメンの大臣:イランが平和努力の一端を担うことは有り得ない

決起集会に集まるフーシ派支援のイエメン人兵士たち。(ファイル/AFP)
決起集会に集まるフーシ派支援のイエメン人兵士たち。(ファイル/AFP)
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30 Aug 2020 04:08:20 GMT9
30 Aug 2020 04:08:20 GMT9
  • マーチン・グリフィス氏がイラン外相上級補佐官と会談したことを受け、アル・イリヤニ情報相がコメントする

アラブニュース

ドバイ:イエメン国営通信社サバニュースの報道によると、イエメンのムアンマル・イリヤニ情報相は、中東地域を不安定化させているイランの活動を考えれば、イエメンの平和構築にイランが貢献することは有り得ない、と発言した。

アル・イリヤニ情報相のコメントは、国連のイエメン担当特使マーチン・グリフィス氏がイランの外相上級補佐官アリー・アスガル・ハジ(Ali Asghar Khaji)氏と会談したことを受けたもの。

グリフィス氏はハジ氏との会談を「建設的」なものであったと言っている。

「イランのアリー・アスガル・ハジ外相上級補佐官と本日非常に建設的な会談をもった。全国レベルの停戦を目指し、イエメン国内で政治的プロセスを再開させる助けとなる雰囲気を生み出すための取り組みについて、意見を交換した」とグリフィス国連特使は述べた。

それに対しアル・イリヤニ大臣は、「グリフィス氏の発言は、イエメン情勢の不安定要因の一つとなっているイランの役割を無視したものだ。平和を口実にイランは近隣諸国を攻撃し海洋航行を脅かしている」と述べ、イラン政府がイエメンのフーシ派武装軍団に、イエメン国民や近隣諸国を攻撃するための武器を供給していることにも言及した。

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