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イスラエル 民間機の領空通過でヨルダンと合意

ベングリオン空港の滑走路を離陸するエル・アル航空。民間航空機として初めてイスラエルからUAEへ運航。(提供/AFP)
ベングリオン空港の滑走路を離陸するエル・アル航空。民間航空機として初めてイスラエルからUAEへ運航。(提供/AFP)
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09 Oct 2020 05:10:54 GMT9
09 Oct 2020 05:10:54 GMT9
  • 今回、民間航空機のイスラエルーヨルダン空路の通過が可能となったことで、バーレーンとUAE=アラブ首長国連邦からのフライト時間が短縮
  • ブリュッセルに本拠のある欧州の航空管制調整機関である欧州航空航法安全機構(ユーロコントロール)が、今回の飛行合意の実現を支援

エルサレム:イスラエルはバーレーンとUAEからの航空便がイスラエル上空を飛行することを許可する飛行合意をヨルダンとの間で、締結したと木曜日に発表した。

今回の合意については、長年にわたり交渉が行われてきたが、先月、イスラエルとバーレーンおよびUAE との間で歴史的な国交正常化が成立したことで、イスラエルとヨルダンの間でようやく実現に至ったとイスラエル運輸省は述べている。

ヨルダンの当局者は直接のコメントは発表していない。

今回、イスラエルーヨルダン間の上空通過が可能となったことで、バーレーンとUAEをはじめ、アジア、ヨーロッパ、北米などを結ぶ幾つかの路線ではフライト時間が短縮されるだろうとイスラエル運輸省は指摘した。

今回の声明では、新たな合意により恩恵を受ける可能性のある国として、特に他の国については名指しせず、「今回の合意により、湾岸諸国、アジアおよび極東へのフライト時間は大幅に短縮され、燃料の節約や大気汚染の軽減につながるだろう」とコメントしている。

また、ブリュッセルに本拠のある欧州の航空管制調整機関である欧州航空航法安全機構が、今回の飛行合意の実現を支援したとも同省は指摘している。

民間航空の分野を後押しすることは、米国のトランプ大統領立ち合いの下、ワシントンで締結された歴史的な国交正常化合意の重要事項の1つだ。

国交正常化合意において、イスラエル、バーレーン、UAEは友好関係の促進のためには定期直行便の確保が重要であることで一致していた。

ロイター

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