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イスラエルによるガザ地区への報復攻撃で、パレスチナ人1名が死亡、2名が負傷

2019年11月1日、ガザ地区中心部ブレイジュの東のイスラエルとの国境付近でのデモ運動中、イスラエル軍の発射した催涙ガス弾の中に立つパレスチナ人デモ参加者。(AFP)
2019年11月1日、ガザ地区中心部ブレイジュの東のイスラエルとの国境付近でのデモ運動中、イスラエル軍の発射した催涙ガス弾の中に立つパレスチナ人デモ参加者。(AFP)
02 Nov 2019 01:11:16 GMT9

ガザ/エルサレム:パレスチナ軍がイスラエルにロケット弾で集中砲火し、その報復としてイスラエ軍が土曜日の夜明け前にガザ地区を波状空爆し、男性1名が死亡したとパレスチナおよびイスラエルの当局者が発表した。

ガザ地区の保健担当当局者は、死亡した27歳の男性は民兵訓練キャンプへの空爆で負傷した男性3名のうちのひとりであり、病院で死亡したと発表した。彼が一般人であったか武装戦闘員であったかはまだ明らかにされていない。

イスラエル軍は、パレスチナ人が金曜の夜にガザからイスラエルへ10発のロケット弾を撃ち込み、そのうち8発が迎撃されたと発表した。警察は、発射体のひとつが国境近くの町の民家に命中して損傷を与えたが、被害者は出ていないと述べた。

イスラエル軍は、報復としてガザ地区を支配するイスラム教徒の民兵組織であるハマスの敷地に狙いを定め、一連の攻撃を加えたと述べた。

ガザ地区の武装組織はいずれもロケット弾攻撃について犯行声明を出していない。イスラエル軍は、ハマスが最終的に攻撃の責任を負うと述べている。

イスラエルとハマスは過去10年で3度の戦争を起こしており、国境をまたぐ双方の敵対意識は高く、このような衝突は珍しくない。

イスラエルは2005年に沿岸の狭い帯状地域から軍隊と入植者を撤退させたが、安全保障上の懸念を理由として居留地を封鎖し続けている。約200万人のパレスチナ人がガザ地区に住んでいる。

ロイター通信社

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