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イラク南部で抗議者が殺害され、緊張が再び高まる
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07 Nov 2020 11:11:35 GMT9
07 Nov 2020 11:11:35 GMT9
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- バスラで発泡が起こった後、多数のイラク人の若者がパニックになって逃げ出した
- 殺害された抗議者は、29才の無職のイラク人、オマール・アルティアビと特定された
バスラ：イラクの治安部隊が金曜、南部の都市バスラで数百人の抗議者との衝突中に発泡し、デモ参加者1人が死亡した。病院関係者によれば、他にも数人の負傷者が出ており、緊張が再び高まっている。
この衝突は、抗議者の一部が公共広場にテントを設置しようとした後で起こった。その1週間前にも、バスラとバグダッドで抗議者の設置したテントが排除されていた。
バスラで発泡が起こった後、多数のイラク人の若者がパニックになって逃げ出す姿が見られた。殺害された抗議者は、29才の無職のイラク人、オマール・アルティアビと特定された。
先週土曜、イラク軍は、昨年勃発した反政府集団抗議運動の中心地となっていたバグダッド中心部のタハリール広場から、座り込みテントを一掃した。また、昨年を通して主要な抗議運動が行われてきた南部の都市バスラのバハリヤ広場のテントも排除した。
テントの排除は緊張を生み出し、バスラの抗議者たちは過去3日にわたり同市でデモを開催しながら、再びテントを設置しようとしてきた。また彼らは、知事の解雇と、以前に行われた抗議者殺害の調査も要求している。
病院関係者によれば、金曜の衝突で数人の抗議者が怪我を負ったという。彼らは規則に従い匿名を条件に話した。
2019年10月にバグダッドおよび主にシーア派教徒が住む南部全域で始まった数ヶ月に及ぶ抗議運動中、これまでに500人以上の人々が死亡している。その多くが、イラクの治安部隊に射殺されたデモ参加者たちである。
2019年下旬には前例のない数に達し、同国のエリートたちへ圧力をかけることに成功したにもかかわらず、反政府抗議運動はコロナウィルスパンデミックの結果、ほぼ休眠状態となっていた。活動家たちは数の減少の原因として、イラクの治安部隊や武装集団による暴力的な弾圧の他、誘拐や標的を絞った暗殺にも言及した。
AP
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