• 政府と分離主義勢力は、ここ数週間、密かに間接会談を行ってきた
• アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子がアラブ首長国連邦を代表する

リヤド：イエメンの国際的に認められた政府は、火曜日に南部の分離主義勢力との合意に署名し、同国内の長期にわたる内戦で一触即発状態の紛争を終わらせることを目指している、とイエメンとサウジアラビアの当局者は述べた。

当局とサウジメディアが土曜日に行った報道によると、今回の権限分割協定に基づき、分離独立派組織の南部暫定評議会（STC）は多くの省庁を譲渡され、政府は南部の主要都市であるアデンに戻ることになるという。

イエメンのムアンマル・イリヤニ情報相のツイートによると、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とイエメンのアブドラボ・マンスール・ハディ大統領の出席の下、火曜日にサウジアラビアで「リヤド合意」の公式調印式が行われるという。

ハディ政府を支援するサウジ主導の連合の主要なパートナーであるアラブ首長国連邦からは、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子が代表し参加する、と在イエメンサウジアラビア大使のMohammed Al-Jaber氏がツイートした。

南部暫定評議会（STC）に支配されているセキュリティーベルト隊（Security Belt Force）は8月にアデンを支配した。そこは、窮地に陥った政府が2014年にイランに支援されたフーシ反政府勢力によって首都サヌアから追放され、基地として機能している。

何年もの間、共にフーシと戦ってきた政府を支持する統一主義支持者と分離主義勢力の間の衝突は、国が完全にバラバラになる懸念を引き起こしてきた。

ここ数週間、政府と分離主義勢力は、サウジアラビア王国の西部の都市ジッダで、サウジアラビアの仲介により密かに間接会談を行ってきた。

双方の情報筋によると、両勢力による権限分割協定が締結されたという。

サウジアラビアの国営テレビ、アルイフバリヤ（Al-Ekhbariya）は、24人の大臣からなる政府が形成され、「イエメンの南部と北部の州に均等に分割される」と伝え、この協定の下で、イエメンの首相はアデンに戻り、「国家機関を再活性化する」と付け加えた。

アルイフバリヤ（Al-Ekhbariya）によると、サウジ主導の連合が合意を履行するための「合同委員会」を監督するという。

AFP