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レバノンの大統領が中央銀行の不正摘発監査の再開を約束

バーブダの大統領府で77回目の独立記念日前夜にテレビ演説するミシェル・アウン大統領。(AFP)
バーブダの大統領府で77回目の独立記念日前夜にテレビ演説するミシェル・アウン大統領。(AFP)
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22 Nov 2020 03:11:58 GMT9
22 Nov 2020 03:11:58 GMT9
  • レバノンは貧困の拡大や政治的空白、新型コロナなど複数の危機に見舞われている
  • 大統領は「独立国家として存続したいなら汚職と戦わなくてはならない… それは不正摘発監査を実施することから始まる」と発言

ベイルート:レバノンのミシェル・アウン大統領は21日、汚職と闘うためには中央銀行の不正を調査する監査が不可欠であり、監査契約を結んでいるコンサルタント会社が手を引いた後に再開させるつもりだと述べた。

大統領は、「利害関係に基づく障害」が監査を妨げていると語った。監査は支援を行う他国にとって、1975~90年の内戦後、国の安定に最大の脅威をもたらしている深刻な経済危機からレバノンを救うための重要な条件となっている。

レバノンの現在の危機としては、貧困の拡大や政治的空白、新型コロナがある。8月にはベイルートの港で大爆発が起こって200人が犠牲となったが、その後遺症にも苦しんでいる。

「私たちの今の現実は希望が持てるものではありません」。大統領は独立を記念するテレビ演説でそう語り、レバノンは「汚職や政治的策略、外部からの干渉に囚われている」だと述べた。

さらに「独立国家として存続したいなら、私たちは汚職と戦わなくてはなりません… それは不正摘発監査を実施することから始まるのです」と述べ、この問題で「身を引く」つもりはないと話した。

臨時の財務大臣は20日、監査作業に必要なすべての情報を中央銀行が「銀行秘密」であるとして提供しなかったため、再編を担うコンサルタント会社「Alvarez & Marsal」が手を引いたと発表した。

レバノンでは前政権が爆発事件で倒れて以来、いまだ新政府が樹立されていない。党派間の権力分割合意の下で指名されたスンニ派のサード・アル=ハリリ次期首相は、縄張り争いの中での組閣に苦労している。

ロイター

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