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イランが新たに遠心分離機を稼働させ、核合意の履行を縮小させる

イランは米国の経済制裁に対して、徐々に核合意の履行を縮小させることで反応し、11月にはさらなる段階に踏み込む可能性があると述べていた。（ファイル/AFP）
イランは米国の経済制裁に対して、徐々に核合意の履行を縮小させることで反応し、11月にはさらなる段階に踏み込む可能性があると述べていた。（ファイル/AFP）
04 Nov 2019 10:11:40 GMT9
  • 米国は昨年、イランが列強と締結した2015年核合意から離脱して、経済制裁を再開した。

ロイター通信、ドバイ

イランは月曜日、新たに30機の高性能遠心分離機「IR-6」を稼働させ、列強との核合意の履行を縮小させている。同国の核関連当局長官であるアリ・アクバル・サレヒ氏が国営テレビに語った。

「本日我々は、30機の遠心分離機IR-6の稼働を目の当たりにしています」とイランの原子力庁長官であるサレヒ氏は述べ、この動きはイランの「能力と決意」を示すものであるとつけ加えた。

米国は昨年、イランが列強と交わした2015年核合意を撤回し、経済制裁を再開した。イランはそれに対し、合意の履行を徐々に縮小することで反応し、11月にさらなる段階に踏み込む可能性があると述べていた。

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