• 危機に関する会合では、より厳しい対策が議論されている

モハメド・アブ・ザイド 

カイロ：エジプトはすべての新年の祝賀を中止し、新型コロナウイルスの膨大な患者数を抑えるため、祝賀を主催するすべての施設を閉鎖する。

政府もまた、冠婚葬祭などの集会を禁止し、違反者には罰金を科す。

エジプトのムスタファ・マドブーリ－首相は、コロナウイルス危機管理最高委員会の会議で、ここ数日、新規感染者数が著しく増加したと述べた。新規感染者数の増加により、ウイルスの拡散を制限する方法を議論するために会議を招集しなければならなかった。

内閣報道官のナダー・サアドは、会議では多くの問題を議論したと述べた。会議では、すべての新年の祝賀を中止し、祝賀を主催した施設を閉鎖し、今後の期間中にあらゆる活動や祝賀、祭りを停止するための措置を取る必要性を確認した。

会議ではまた、イベントホールを完全に閉鎖し、結婚式は開けた空間でのみ開催されるべきであることをホテルに強調することも決定されたと彼は付け加えた。

エジプト政府観光局の高官によると、コロナウイルスの新たな波やヨーロッパのロックダウンのために観光事業が縮小し、ホテルの占有率が前年同期比で80パーセント下落したという。

観光当局者によると、ホテルの占有率は前年同期比で、カイロでは約15パーセント、ギザでは20パーセント、ルクソールおよびアスワンでは8パーセント、シャルム・エル・シェイクおよびフルガダでは15〜20パーセント減少したという。

マドブーリーは、COVID-19ガイドラインの違反者は、1月3日から直ちに罰せられるべきだと述べた。

措置に従わず、フェイスマスクを着用していない人には、50エジプト・ポンド（3.18ドル）の罰金が科せられ、支払いを怠った場合には検察機関の捜査の対象となり、さらなる措置がとられることになる。

首相はまた、レストランやカフェの入店者数を定員の50%に留めるよう命じ、最も影響を受けた州での取り組みを強化する。

違反者には4000エジプト・ポンドの罰金が課せられ、1月3日に罰金の徴収が開始されることを条件に1週間の施設閉鎖が行われる。さらに違反を繰り返すと閉鎖期間が2倍になる。

今回の新たな決定事項に違反したイベントホールは、その会場が国に所属している場合は職員が捜査の対象となり、協会に所属している場合は罰金が科せられる。また、協会の理事会に対しても措置が取られる。

会議では、酸素ボンベを必要とする人のために最大数の酸素ボンベを確保することや、コロナウイルス治療の手順や医薬品がすべての病院や個人薬局で入手できることを確認することも強調された。

また、市民が薬をため込まないようにとの要望もあった。

会議での聴取によると、エジプト医薬品局が国際的に発表されている各種コロナウイルスワクチンの登録に向けた措置を講じているという。この登録が完了すれば、これらのワクチンを製造する企業は必要量に応じて契約することになる。

保健省と内務省が予防接種の準備を行う。