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イスラエル国防相 F-35戦闘機追加調達を早急に進めたい意向示す

2018年3月23日、沖縄海域での作戦中、米海軍ワスプ級強襲揚陸艦にロッキード・マーチン社製F-35Bステルス戦闘機で垂直着陸しようとする海兵隊パイロット(ロイター)
2018年3月23日、沖縄海域での作戦中、米海軍ワスプ級強襲揚陸艦にロッキード・マーチン社製F-35Bステルス戦闘機で垂直着陸しようとする海兵隊パイロット(ロイター)
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05 Jan 2021 07:01:50 GMT9
05 Jan 2021 07:01:50 GMT9
  • ガンツ国防相は新たに創設する予定の飛行隊が保有することになるF-35戦闘機の数については明らかにしなかった。

イスラエルのガンツ国防相は月曜日、F-35ステルス戦闘機を米国から追加調達し、3番目となるF-35飛行隊を設立したい考えを示した。1月20日のトランプ大統領退任までに取引を確定したいとしている。

トランプ政権が去年、アラブ首長国連邦(UAE)へのF-35戦闘機売却を承認した後、イスラエルは自国の軍事的優位性を維持する方法について米国と協議を重ねてきた。中東地域において、これまではイスラエルのみがF-35戦闘機を保有していた。

ガンツ国防相は 地元メディア「Yネット」テレビに対し「わが国にとってF-35戦闘機の追加配備の必要性は明らかだ。現在、2つのF-35飛行隊を保有しているが、さらなる配備を検討しており、米国側に要請した」と述べた。

そのうえで「F-35戦闘機を追加購入した後、さらにF-35を調達するか、F-15にするか、編成を考慮し選定を検討したい」としている。

ガンツ国防相は新たに創設する予定の飛行隊が保有することになるF-35戦闘機の数については明らかにしなかった。国防当局者によれば、イスラエルはすでに50機からなる2つの飛行隊を保有している。

ネタニヤフ首相とガンツ国防相の連立政権は先月崩壊し、3月23日に総選挙が実施される。総選挙の後、新政権が発足するまでは両者とも現在の地位にとどまる。

米国からの戦闘機調達はトランプ大統領の退任前に完了するのかという質問に対しては「そのように希望している。安全保障上、国防予算は適切に処理されなければならない。今回の件は一種の積極的な保険だ」と答えた。

F-35戦闘機はロッキード・マーチン社製でF-15戦闘機はボーイング社製だ。

ロイター

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