Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • Home
  • 政権が核武装を求める中、COVID-19 死者数が急増するイラン

政権が核武装を求める中、COVID-19 死者数が急増するイラン

2021年1月13日、オマーン湾でのイラン海軍による短距離ミサイル訓練中のイラン海軍の軍艦。(イラン軍提供写真、AP経由)
2021年1月13日、オマーン湾でのイラン海軍による短距離ミサイル訓練中のイラン海軍の軍艦。(イラン軍提供写真、AP経由)
2021年1月13日、オマーン湾でのイラン海軍による短距離ミサイル訓練中に、兵站船「マクラン」のヘリコプターから降り立つ兵士たち。(イラン軍提供写真、AP経由)
2021年1月13日、オマーン湾でのイラン海軍による短距離ミサイル訓練中に、兵站船「マクラン」のヘリコプターから降り立つ兵士たち。(イラン軍提供写真、AP経由)
Short Url:
14 Jan 2021 12:01:48 GMT9
14 Jan 2021 12:01:48 GMT9
  • 野党は20万1000人が死亡したと発表、これは公式集計の約4倍で、人口当たりの死亡率は世界最高水準となる
  • テヘランの核の野望と「人道に対する罪」への反応として、欧米諸国はテヘランに対し厳しい態度を求められている

レイ・ハナニア

シカゴ:イランのCOVID-19による死亡者数は20万1000人を超えたと、パリに拠点を置く野党、イラン国民抵抗評議会(NCRI)が水曜日に発表した。彼らの推定が正確であれば、この国の人口当たりの死亡率が世界で最も高いことを意味する。

この数字はイラン政府の公式集計のほぼ4倍である。同国の上級医師は以前、真の総計は公式の数字よりもはるかに高い可能性が高いと警告している。

NCRIのマリアム・ラジャヴィ次期会長は、この死者の急増を「大惨事」と表現した。彼女によると、これは米国の制裁や核研究プログラムの放棄を求める国際的な要求に対するイラン政権の対応の直接的な結果であるとのことだ。彼女は、先週、最高指導者アリ・ハーメネイーが、「信用できない」という理由で、米国と英国で製造されたCOVID-19ワクチンの輸入を禁止すると発表したことで、状況はさらに悪化するだろうと付け加えた。

「ハーメネイーとイスラム革命防衛隊は、イランの人々を新型コロナウイルスの殺戮の場に送り込んでおり、ワクチンの輸入を禁止することで、さらなる惨状を作り出している」とラジャヴィ氏は言った。

NCRIの外務委員会のメンバーであるアリ・サファビ氏は、政権は米国の大統領交代と欧州の弱腰を利用して、イランの人々をコントロールし、罰する手段としてワクチンへのアクセスを拒否していると述べた。

「このことでイランの人々はとてつもない危険に晒される、これは人類に対する犯罪だ」と彼は語る。「これは、ハーメネイーが新型コロナウイルスの危機を2009年に見たような別の反乱に対する防壁として利用しようとしていることの証左だ」

「そうでなければ、なぜワクチンの輸入を阻止するというのか。結局のところ、ハーメネイーは過去数年間、アメリカやヨーロッパから武器やその他の物品を購入していたが、問題はなかった。そうした品物の購入は彼の目的に適っていたからだ」

サファビ氏は、テヘランの政権は、イラン核合意と通称される2015年の包括的共同行動計画(JCPOA)の下で、欧米のエアバスやボーイング機に250億ドル以上を費やしたが、現在はバイオテクノロジー企業のモデナとファイザーが提供するCOVID-19ワクチンの購入を拒否していることを付け加えた。

「イランの新型コロナウイルスによる死者数は20万1000人を超えたが、これは人口当たりの死亡者数ではイランが世界一ということになり、驚異的な数字である」

「これと並行して、政権は、(パンデミックのために)職を失い、仕事に行けなくなった何百万人ものイラン人に有意義な財政支援を提供することを拒否している。これは人道に対する罪であり、国際社会が関与して何かを手を打つべき時が来ていると思う」

イランの支配層のムッラーもまた、核兵器開発の野望を追求するために、ワシントンの政権交代を利用していると、サファビ氏は述べている。

「1月20日のバイデン政権誕生を見越して、彼らは今、ウランの純度を20%にまで高めていると言っているが、これはイラン核合意の条件に明らかに違反している。つまり、彼らが取ってきた挑発的な行動はすべて核による恐喝であり、来週、新政権が発足したら、欧米にJCPOAに再び加わるよう強制しようとしているのだ」と、サファビ氏は付け加えた。

トランプ政権は2018年に核合意から離脱し、テヘランへの厳しい制裁を再導入した。次期大統領のジョー・バイデン氏は、核合意に戻る可能性を示唆している。

サファビ氏は、イラン政権は核研究プログラムと兵器産業の開発を続けていると述べた。

「欧米諸国は越えてはならない一線を示し、イランにはウラン濃縮を行う権利はないと言うべきだ」と、サファビ氏は付け加えている。

また、欧米諸国に対し、国際原子力機関(IAEA)の査察官に特に軍事施設への全面的なアクセスを認めること、すべての核研究活動を停止すること、核ミサイル拡大プログラムを終了させること、地域の他国を不安定化させる活動を放棄することなどを含む、即時行動をテヘランに要求するよう呼びかけた。また、ムッラーによる自国民を標的とした弾圧と暴力の継続、反対者の処刑の継続に終止符を打つことを求めた。

「政権は処刑をテロと抑圧の雰囲気を国内に浸透させる手段として利用している。我々はまた、EUと米国が、この政権が犯した最も凶悪な犯罪の一つである1988年の政治犯3万人の虐殺に対処し始めるべきだと感じている」とサファヴィ氏は言う。

世界の大国によるテヘランへの厳しい国際的な姿勢を要求する中で、彼は次のように述べる。「どんなに政治的・経済的に譲歩しても、この政権の行いを鎮めることはできない」

彼は、国民がCOVID-19の予防接種を受けられないことについて、世界保健機関(WHO)は「この問題を国際化し、政権に責任を負わせなければならない」と付け加えた。

「あなたが黙っていれば、何も行動を起こさなければ、ムッラーが政策を継続する後押しになってしまう。そしてもちろん、この政策で真っ先に被害者となるのはイランの人々であり、彼らは毎日苦しんでいる。ますます多くのイラン人が死んでいくだろう」とサファビ氏は述べた。

特に人気
オススメ

return to top