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ロシア、シリアのISIL活動地域で40回の空爆を実施

ロシアは一日を通して、アレッポ、ハマー、ラッカの地域を標的に攻撃を行った。(資料/AFP通信)
ロシアは一日を通して、アレッポ、ハマー、ラッカの地域を標的に攻撃を行った。(資料/AFP通信)
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17 Jan 2021 09:01:56 GMT9
17 Jan 2021 09:01:56 GMT9

アラブニュース 

ドバイ:ロシアの軍用機が日曜日にシリアのISIL(通称:イスラム国)活動地域で40回の空爆を行ったと、シリア人権監視団が報じた。

ロシアは一日を通して、アレッポ、ハマー、ラッカの地域を標的に攻撃を行ったと、イギリスに拠点を置く同戦争監視組織が報告した。

一方、シリア国民防衛隊はデリゾールとホムスを結ぶ道路の安全を確保するために、これら2つの行政地区間の砂漠で作戦行動を続けた。この作戦は、ISILの活動が激化しているとの報告を受けて行われた。

先週、ISILの戦闘員がシリア東部で少なくとも8人の政権支持者を殺害し、一連の過激派による最も新しい攻撃となった。

シリア人権監視団によると、5人のシリア兵と3人の親政権民兵が、デリゾール県の砂漠地帯にある拠点の1つで、ISILによる攻撃を受けて死亡した。

他に11人が負傷し、そのうちの何人かは重傷を負い、死者数はさらに増える可能性があると、同戦争監視組織は付け加えた。

2014年にISILはシリアとイラクの大部分を制圧し、国境を越えた「カリフ」を宣言したが、その後、2つの国での度重なる大規模な攻撃が支配地域を失う敗北につながった。

ISILは2019年3月にシリアで敗れ、制圧されたが、シリア中央部から東側のイラクとの国境にまたがる広大なバディア砂漠では、潜伏工作員による攻撃が続いている。

シリア人権監視団によると、今年に入ってからISILの潜伏工作員はアサド政権の軍への攻撃を強化し、兵士や外国の準軍人を含む少なくとも44人を殺害したという。

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